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ラグビー コラム 2021年4月1日

ラシン92、リヨン、ボルドー・ベグル、ラ・ロシェル、欧州初制覇を目指す「TOP14」の4チーム。ハイネケン・チャンピオンズカップ注目チーム紹介

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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2019年からはカストルを率いていたクリストフ・ウリオが指揮官に就任し、ホームでは無敗、アウェイでもわずか2敗とリーグで首位に立っていたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、リーグは中断されてしまった。

地元に強いクラブを、との願いで生まれた若いクラブだが、現在はPR(プロップ)ジェファーソン・ポワロ、SO(スタンドオフ)マチュー・ジャリベールら、多くのフランス代表を輩出するようになった。

他にもアルゼンチン代表LO(ロック)のグイド・ペティ、WTB(ウィング)サンチャゴ・コルデロ、元NECのオーストラリア代表経験のあるFL(フランカー)スコット・ヒギンボッサムなどインターナショナルな選手も多くプレーし、タイトルを狙えるチームに変貌している。

2016-17シーズン以来のチャンピオンズカップへの挑戦で、どこまで上位へ食い込めるか。

ラ・ロシェル(フランス)

ラ・ロシェル

◆過去のハイネケン・チャンピオンズカップの結果
・2019-20:プール戦敗退
・2018-19:
・2017-18:ベスト8
・2016-17:
・2015-16:

大西洋に面するラ・ロシェルに1898年創設された、帆船のエンブレムが特徴的なクラブ「スタッド・ロシェル」。のちに会長となるアメリカ人のジョージ・へンリー・ジャクソンがラグビー部門を強化していった。ホームスタジアムは「スタッド・マルセル・ドフランドル」で、収容は1万6000人。

1960年代頃までは強豪の1つだったが、プロ化により衰退していった。しかし、2000年代に入って再び強化を進め、2010−11シーズンに「TOP14」に昇格したが、1シーズンで2部に戻った。2014−15シーズンに再び昇格し、2016-17シーズンには首位でレギュラーシーズンを終え、ベスト4に入った。

2018-19シーズンから、ニュージーランド出身のジョーノ・ギブスが指揮を執り、今季からはギブスがディレクター・オブ・ラグビー兼FW(フォワード)コーチに、元アイルランド代表のロナン・オガーラがHC(ヘッドコーチ)兼BK(バックス)コーチとなった。

PR(プロップ)ウィニ・アトニオ、FL(フランカー)グレゴリー・アルドリッド、FB(フルバック)ブリス・デュランといったフランス代表経験者だけでなく、元オーストラリア代表LO(ロック)ウィル・スケルトン、元ニュージーランド代表SH(スクラムハーフ)タウェラ・カー バーローらが在籍している。

チャンピオンズカップでは2017-18シーズンはベスト8で、2018-19シーズンはチャレンジカップで決勝に進出している。好調な今季もしっかりと勝ち星を上げて上位進出を狙いたい。

チーム紹介TEXT:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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