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ラグビー コラム 2021年1月12日

【ハイライト動画あり】早稲田大学、連覇ならず。天理大学に完敗し準優勝で終幕。ラグビー全国大学選手権

ラグビーレポート by 早稲田スポーツ新聞会
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ラグビー 全国大学選手権 20/21 決勝

【ハイライト】天理大学 vs. 早稲田大学

試合終了間近の40分、ディフェンスラインのギャップを突いてCTB伊藤大祐(スポ1=神奈川・桐蔭学園)がインゴールに飛び込んだ。1年生にして大学選手権決勝という大舞台で得点を挙げたにもかかわらず、伊藤に笑顔はない。

ホーンが鳴り、ラストワンプレー。プレッシャーをかけられた河瀬がターンオーバーされ、天理大が蹴り出してノーサイド。ボールを追うように駆け出し、そのまま崩れるように地面に膝をついた河瀬は、しばらく立ち上がることができなかった。

「ブレイクダウンやセットの部分で、少しずつ想定を上回られた」とNO8(ナンバーエイト)丸尾崇真主将(文構4=東京・早実)は振り返る。あらゆる部分における少しずつの想定外が、自分たちのラグビーを崩し、大きな点差へとつながった。

日本一だけを目指してきた4年間。やりきれなさはもちろんあるが、「いつかこの経験があったからこそ、前に進めたんだと言えるような人生を歩みたい」と丸尾は語った。

「優勝と2位というのはこんなにも違うのかということを見せつけられた」(SO/スタンドオフ吉村紘、スポ2=東福岡)。「自分のやるせなさ、力のなさに今日で気づけました」(伊藤)。「悔しいという言葉で収めていいのかというくらい、悔しいしか出てこない」(河瀬)。

早大フィフティーンのうち、4年生は4人。若いチームだったからこそ、悔しさをバネにした成長の幅は限りない。この舞台を経験した下級生たちが、再び日本一に向けて歩み始める。

記事:山口日奈子/写真:細井万里男(早稲田スポーツ新聞会)

早稲田スポーツ新聞会

早稲田スポーツ新聞会

1959(昭和34)年創刊。人気の野球、ラグビーを中心に早大体育会44部をくまなく取材し、年12回の新聞発行およびWebやSNSによる情報発信を行う。現在部員170名で活動。»早スポHP»Twitter»Facebook

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