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ラグビー コラム 2021年1月4日

【ハイライト動画あり】歴史に残るロスタイム18分の死闘。ラグビー全国高校大会準々決勝の結果

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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東海大大阪仰星vs.東福岡の激戦

1月3日(日)、大阪・東花園ラグビー場では「花園」こと、100回目を迎えた全国高校ラグビー大会の準々決勝4試合が行われた。

1試合目はシード校の関西学院(兵庫)を破って勝ち上がってきた流経大柏(千葉)が、シード校の大阪朝鮮高(大阪第2)にチャレンジした。

流経大柏はキックを使い敵陣で戦う意識が高く、大阪朝鮮高はフィジカルと守備で相手の突破を許さない。先制点は前半16分、ハイパントキックから相手のミスを誘い敵陣深く攻め込んだ大阪朝鮮高が、ゴール前でスクラムのチャンスを得ると、主将のNO8(ナンバーエイト)金勇哲(3年)が豪快にトライを挙げて7点を先制する。

トライを上げる大阪朝鮮高NO8金勇哲

後半に入ると流経大柏が反撃。4分、モールから共同キャプテンの1人、HO(フッカー)當眞蓮(3年)が押さえて5-7とする。しかし6分、大阪朝鮮高がキックカウンターからFB(フルバック)金昴平(3年)が、スピードとステップで一気にトライを奪い、14-5と突き放した。

だが、アタックにリズムが出てきた流経大柏は9分、ゴール前のチャンスから1年生のLO(ロック)中川功己が押さえて10-14と4点差に追い上げた。

ここから一進一退の攻防が続き、試合終了間際、相手反則から敵陣奥深くでラインアウトのチャンスを得た流経大柏はモールを押し込もうとするが、大阪朝鮮高がしっかり押さえる。

流経大柏ディアンズ・ワーナーの突進

ラックとなった後、身長201cmのNO8ディアンズ・ワーナー(3年)らを中心に執拗にサイドを突くが、大阪朝鮮高がゴールラインを割らせない。ロスタイムは9分を超える攻防となったが、大阪朝鮮高が守り切り、そのまま14-10でノーサイド。大阪朝鮮高が10年ぶりとなるベスト4進出を決めた。

権晶秀監督は「ディフェンスはだんだん良くなってきている。本大会入って、1戦1戦、1日1日成長しています。技術面でもそうですし、気持ちの面でも強くなっている」と胸を張った。

大阪朝鮮高がゴール前のディフェンスで粘りノーサイド

大会を盛り上げた1人である流経大柏のNO8ワーナーは「(負けて)寂しい。トライは取れなかったが、FWで前に出られた。最後までやり切れた。花園はとても大切な場所でした」と振り返った。

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