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ラグビー コラム 2019年12月31日

シード校が激突、ベスト8が出揃う。全国高校ラグビー大会3回戦の結果

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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◆3回戦 第3グラウンド結果
○京都成章 24-15 石見智翠館●
○流経大柏 22-14 佐賀工業●
○大阪桐蔭 15-3 日本航空石川●
○御所実業 65-3 光泉●

第3グラウンドでも3回戦、4試合が行われた。第1試合はAシードの京都成章(京都)に、ノーシードから勝ち上がってきた石見智翠館(島根)がチャレンジした。

前半はお互いに1本ずつトライを取り合う拮抗した展開となり、京都成章が7-5とリードして前半を折り返した。

後半、石見智翠館はCTB恒藤嵐士(3年)がインターセプトからそのままトライを挙げて12-7と逆転に成功。

その後はお互いにPGを決め合って迎えた14分、相手ペナルティから京都成章LO(ロック)本橋拓馬(2年)がボールをねじ込み、17-15と逆転に成功。

さらに京都成章は共同キャプテンのひとりPR西村優希(3年)がトライを挙げて、苦しみながらも24-15で勝利した。

第2試合は流経大柏(千葉)と佐賀工業(佐賀)のBシード同士の対戦となった。前半はアタックで冴えを見せた流経大柏が、LOディアンズ・ワーナー(2年)らの3トライで19-0とリードした。

後半は、一転して伝統のモールで佐賀工業がペースを掴み、主将CTB三良煕三郎(3年)が2トライを返して、14-22と8点差まで追い上げる。

ただ、その後は流経大柏のディフェンスの粘りの前に、佐賀工業は得点を挙げることができず、そのまま流通経済大柏が22-14で逃げ切った。

第3試合も連覇を狙う大阪桐蔭(大阪第1)と日本航空石川(石川)のBシード同士の激突となった。

前半9分、大阪桐蔭がWTB堤田京弘(2年)のトライで先制するものの、その後は日本航空石川も接点で身体を張り、大阪桐蔭が5-3とリードして前半を折り返す。後半、大阪桐蔭は4分に再びWTB堤田がトライを挙げて12-3とリードする。

その後は思い切ってアタックをする日本航空石川も何度もゴール前に攻め込むが、なかなか得点につなげることができなかった。28分、大阪桐蔭がPGを決めて、そのまま15-3で勝利した。

第4試合は初優勝を狙うAシードの御所実業(奈良)に、初の3回戦進出となった光泉が激突した。

前半から攻守に渡り圧倒した御所実業が主将FB石岡玲英(3年)のトライで先制し、前半だけで5トライを挙げ、29-3とリードしてハーフタイムを迎えた。

後半も御所実業ペースは変わらず、得意のモールで押し込み、パナソニック入りが決まったPR島田彪雅(3年)が2トライを挙げるなどの活躍を見せ、後半も6トライを重ねた。

結局、11トライを挙げた御所実業が光泉を65-3と圧倒し、危なげなく準々決勝に進出した。

この結果、ベスト8に残ったのはすべてシード校となった。3回戦全試合が終わった後、勝利した主将により抽選が行われ、すべて第1グラウンドで行われる準々決勝の組み合わせは以下の通りとなった。

ベスト8で昨年度の決勝カードである大阪桐蔭と桐蔭学園が激突する。

◆1月3日(金)準々決勝組み合わせ
★=Aシード ☆Bシード

10:30 ☆流経大柏 vs. ☆東福岡
11:55 ★御所実業 vs. ☆東海大仰星 
13:20 ☆大阪桐蔭 vs. ★桐蔭学園 
14:45 ★京都成章 vs. ☆常翔学園

文/写真:斉藤健仁

全国高校ラグビー大会 3回戦

【ハイライト動画】東福岡 vs. 国学院栃木

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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