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ラグビー コラム 2019年12月14日

約半世紀に渡り京都産業大学を率いた大西監督、最後の戦いへ。ラグビー全国大学選手権

ラグビーレポート by 京産大アスレチック
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写真:天理・小松監督と健闘をたたえ合う大西監督

関西学生ラグビーAリーグは11月30日最終節が行われた。王者・天理大に挑んだ京都産業大学は12-50で敗北し、関西学生リーグ4位が決定した。

前節、京産大が敗れたために天理大の4連覇が決定。京産大も既に大学選手権出場が決まっていたが、「誰も俺らが勝つと思ってないから、勝って全員を見返してやろうと2週間練習してきました」(寺脇駿・4)。と闘志を燃やして準備してきた。

◆天理大学に敗れ関西リーグ4位。全国への切符は確保

最終節ということもあって、西京極陸上競技場には5200人以上の観客が訪れた。通常のリーグ戦よりも2倍程多い観客。メインスタンドは満員、バックスタンドにも多くの観客が詰めかけていた。

午後2:05、京産大ボールでキックオフ。いきなりゴール前に攻め込むと、マイボールスクラムを獲得。スクラムでプレッシャーをかけ、最後は田中利輝(東海大仰星・3)が飛び込んだ。

この日キッカーを務めた栢本光(天理・4)が、しっかりとゴールを成功させて7-0。王者相手に前半4分での先制トライ。会場は番狂わせを予感し盛り上がる。

しかし、それも長くは続かなかった。先制から僅か2分後、天理大のLO(ロック)モアラにビッグゲインされ、そのままボールを繋がれトライを与えてしまう。

その後も主に外国人留学生の突進を止めることが出来ず、連続してトライを奪われてしまった。それでも前半は7-17と、10点差で折り返す。

後半で巻き返しをはかるも、5分、20分にトライを取られてしまう。赤紺軍団もなんとか食らいつき、32分に宮崎達也(伏見工・4)がトライを返すも、そこから連続3トライを許して試合終了。

京産大の強みであるスクラムでは何度もコラプシングを奪うなど優勢だったが、ラインアウトモールやアタックでミスが多く、なかなかチャンスを作れなかった。残り10分弱までは19点差も、そこからディフェンスが崩れた。

写真:ダブルタックルにいく選手たち

「ディフェンスのシステムは問題なかった。個々のタックルで負けてしまった」(中村悠人・4)。

大西監督は、「最後のリーグ戦だった。完膚なきまでにやられましたね。天理大はバランスが取れたチームで本当に強かった。ファイトが違いました」。

「今日の試合では、セットプレーで勝つ。BK(バックス)が前に出る。ディフェンスは前で止める。という3つを目標にしていました。3つ目のところがだめで、やられてしまいましたね」。

天理大の小松監督のインタビューを聞き、涙を流した後の取材。試合後いつもは積極的に報道陣の質問に答える大西監督も、沈黙が多かった。

取材が終わると、しばらく呆然と座り込む。普段は涙を見せない伊藤鐘平キャプテンも、試合後は悔し泣き。最終学年のフェインガ・ファカイは試合後の気持ちを「悲しい」と表現した。

大西監督のラストイヤーということで、悲願の大学日本一達成に沢山の期待が集まった今季。ここで終わるわけにはいかない。座りつくした監督に、宮崎ら最終学年の選手たちが次々と握手を求める。

監督は何度もリベンジという言葉を口にし、その度に表情が蘇っていくように見えた。「這いつくばってでも勝ち進んで、なんとしても天理ともう1回試合をします」(大西監督)。

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