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ラグビー ニュース 2019年10月5日

具智元、アタアタ・モエアキオラ。日本で成長した「海を渡ってきたサムライたち」。ラグビーワールドカップ2019

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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もう1人は、チーム最年少の23歳のWTBアタアタ・モエアキオラだ。12歳からラグビーをはじめて、具と同様に、中学時代から日本で研鑽を積んでいる。

2019年、キャプテンを務めた東海大学を卒業後、すぐにチーフス(ニュージーランド)でプレーし、8試合で3トライを挙げた。唯一の海外組の選手であり、その勢いのまま、ワールドカップの日本代表メンバー入りを果たした。

モエアキオラは、NO8(ナンバーエイト)テビタ・タタフ(現・サントリー)と一緒にトンガから来日。東京・目黒学院中に入学した。

目黒学院高校時代は2年生の時に花園に出場。高校時代は主にSO(スタンドオフ)としてプレーした。高校日本代表には1年時、2年時と選出され、大学入学後はU20日本代表にも選出。2016年4月の韓国戦で初キャップを獲得した。

「日本代表に戻ってきたことが嬉しいですし、感謝しています。ワールドカップ日本大会でプレーしたかった」というモエアキオラは、「力強いでランで、試合に出られるように頑張りたい」とメンバー外から出場チャンスをうかがっている。

好きな言葉は「Malo」(マロ)。トンガ語で「感謝」を意味する言葉のため、スパイクには「感謝」という文字を入れている。

残念ながらワールドカップではまだ出番は回ってこない。ポジション争いの激しいバックスリーの中で、モエアキオラは強みのフィジカルを活かして、ワールドカップの舞台に立つことができるか。

中学から日本でラグビーに打ち込み、日本の高校、大学で育ち、日本代表としてワールドカップ入りを果たしたPR具、WTBモエアキオラの勇姿に注目してほしい。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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