人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2019年9月12日

帝京大学、日本体育大学に勝利も王座奪還に向け多くの課題。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 帝京スポーツ新聞部
  • Line

写真:インゴールに飛び込んだ土永

後半最初の得点も帝京大だった。6分、FWの密集から近場を攻め、FL(フランカー)安田司(3年=常翔学園)がトライ。

10分、木村がゲインラインを突破。パス。一旦流れが止まるも、SH(スクラムハーフ)土永雷(3年=光泉)がトライ。さらに後半は3トライを追加し、59-30でノーサイド。

しかし、勝利したものの後味の悪い結果となった。

試合を終えて李承爀は「4年生が少ないので、3年生がしっかり引っ張って行こうって感じでしたが、またまだブレイクダウンとか、そういう激しいところで弱さが出てたかな」と反省点を挙げた。

また、ゴール前まで来てターンオーバーされることが多かったことについては、「コミュニケーションのミス、誰がどこに入るのか。そういった細かいところのコミュニケーションができていなかったんで、ああいうミスが多かった」。

「あとは集中力。あとは緊張感が足りてないんでミスして、1発でトライを取られるというシーンもあったりした」と振り返った。

今後に向けては「春からスクラムとラインアウトは課題。対抗戦ではキーになってくると思うのでそこは集中してやっている」。

「さらに夏は大東文化大学、早稲田大学と敗れた。特に早稲田大。自分たちが原点に戻って、どこが重要なのかを再確認していきたい」と意欲を燃やす。

今回の試合で目立ったことは「ファンダメンタルのプレーの精度」だ。これは基本的なプレーのことで、例えばボールを持って相手と当たる時のボールの持ち方であったり、パスを受ける時のキャッチなどがあげられる。

今年のチームはノックオンやスローフォワードなども含め、細かいミスが多発。そのため相手ボールのスクラムの数が多い。ゴール前まで持ち込んだとしても落球などが多いため、なかなかトライに結びつかない。

次戦は青山学院大学戦だ。青山学院は昨年141-7と勝利。いつも通りの実力を出せば勝つことができる。また、前半の最終戦ともなるため、締まったゲームをすることも重要だ。

次戦で対抗戦の前半が終わる。後半の相手にこのようなミスは全て命取りとなる。対抗戦9連覇、そしてチームの最終目標てある「大学選手権優勝」を果たすため、帝京大はまい進し続ける。

文:太田和樹/写真:亀ヶ谷沙希(帝京スポーツ新聞部)

代替画像

帝京スポーツ新聞部

1996年創刊。帝京大学体育局所属の公認クラブにして唯一の学生新聞。ラグビー部をはじめ、柔道部、空手部、野球部など帝京大体育局の情報を年4回の発行で熱く伝える。現在部員13名で活動。 Twitter @teikyo_sports

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ