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ラグビー ニュース 2019年6月20日

8月10日、日本と対戦するアメリカ代表がメンバーを絞り込み。パシフィック・ネーションズカップ

ラグビーニュース by 斉藤 健仁
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写真:2015年日本と対戦したアメリカ代表

6月12日、アメリカ代表は、すでに発表されていたワールドカップに向けた代表候補50名を40名に絞った。

元神戸製鋼指揮官のギャリー・ゴールドHC(ヘッドコーチ)は、コロラドでのキャンプと、パシフィック・ネーションズカップ(PNC)を利用して、最終スコッド31名に絞るという。

長い間、「イーグルス」ことアメリカ代表でプレーしていなかったマイク・ペトリ、ルー・スタンフィル、スレトン・パラモ、ベン・シーマはチャンスが与えられた。2016年に4キャップを獲得したミキー・ソセン・フィーガイも入った。

同様に、2020年東京オリンピックの出場資格を得たイーグルス・セブンズのマディソン・ヒューズ、マーティン・イオセフォ、ベン・ピンケルマンの3人も15人制の代表候補に入った。

ただし、ベテランのサミュ・マノアが代表引退を表明し、スコッドは39名となった。

デイブ・ホッジスGMは「2019年日本大会は、これまでのラグビーイベントの中でも最もエキサイティングで成功したイベントとなることから、米国ラグビーの発展を象徴するものとして、過去のワールドカップよりも良い結果を残すことに力を入れています。

ワールドカップ前に、パシフィック・ネーションズカップやバンクーバーでのカナダとの最終テストマッチと4つの重要な試合を準備することになる」と話した。

今週、アメリカ代表チームはコロラドに集まり、PNCに向けた準備を始める。アメリカ代表は7月27日にアメリカ・グレンデールのインフィニティ・パークでカナダ代表と対戦し、フィジーに移動して、8月3日にサモア代表、10日に日本代表と対戦する。

そして、9月7日にカナダ・バンクーバーのB.C.プレイススタジアムで行われるカナダ代表戦を経て来日し、ワールドカップではプールCで、イングランド代表、フランス代表、アルゼンチン代表、トンガ代表と激突する。

アメリカ代表39名は以下の通り。※数字は代表キャップ

【FW】

◆PR(プロップ)
デーヴィッド・アイヌウ/David Ainuu(トゥールーズ/フランス、5)
エリック・フライ/Eric Fry(ヴァンヌ/フランス、44)
オリーヴ・キリフィ/Olive Kilifi(シアトル・シーウルブズ、26)
ティティ・ラモシテレ/Titi Lamositele(サラセンズ/イングランド、27)
ポール・ミューレン/Paul Mullen(ヒューストン・セイバーキャッツ、10)
パディ・ライアン/Paddy Ryan(ラグビー・ユナイテッド・ニューヨーク、4)
チャンス・ウェングルースキー/Chance Wenglewski(ラグビー・ATL、3)

◆HO(フッカー)
ディラン・フォーシット/Dylan Fawsitt(ラグビー・ユナイテッド・ニューヨーク、8)
ミッキー・ソセン フィーガイ/Mikey Sosene-Feagai(オークランド/ニュージーランド、4)
ジェームズ・ヒルターブランド/James Hilterbrand(マーリンズ/オーストラリア、18)
カペリ・ピフェリレティシア/Kapeli Pifeleti(サン・ディエゴ・リージョン、2)
ジョー・タウフェテエ/Joe Taufete'e(ウスター・ウォーリアーズ/イングランド、22)

◆LO(ロック)
ネイト・ブレイクリー/Nate Brakeley(ラグビー・ユナイテッド・ニューヨーク、18)
ニック・チヴェッタ/Nick Civetta(ドンカスター・ナイツ/イングランド、22)
ベン・ランドリー/Ben Landry(イーリング・トレイルファインダーズ/イングランド、18)
グレッグ・パターソン/Greg Peterson(ニューキャッスル・ファルコンズ/イングランド、22)

◆FL(フランカー)
マロン・アル=ジブーリ/Malon AlJiboori(グレンデール・ラプターズ、2)
ジャーマソン・ファアナナ シュルツ/Jamason Fa'anana Shultz(ヒューストン・セイバーキャッツ、0)
ハンコ・ジャーミスハイス/Hanco Germishuys(グレンデール・ラプターズ、15)
トニー・ランボーン/Tony Lamborn(ルボルン・レベルズ/オーストラリア、18)
ベン・ピンケルマン/Ben Pinkelman(USAセブンズ、0)
ジョン・クィル/John Quill(ラグビー・ユナイテッド・ニューヨーク、33)
サルム・ウーシン/Psalm Wooching(サン・ディエゴ・リージョン、4)

◆NO8(ナンバーエイト)
キャム・ドラン/Cam Dolan(NOLAゴールド、44)

【BK】

◆SH(スクラムハーフ)
ネイト・オーギュスパーガー/Nate Augspurger(サン・ディエゴ・リージョン、21)
ショーン・デーヴィス/Shaun Davies(グレンデール・ラプターズ、22)
ルーベン・デ=ハース/Rubende Haas(フリーステート・チーターズ/南アフリカ、11)

◆SO(スタンドオフ)
AJ・マクギンティ/AJMac Ginty(セール・シャークス/イングランド、21)
ウィル・マギー/Will Magie(グレンデール・ラプターズ、23)

◆CTB(センター)
ブライス・キャンベル/Bryce Campbell(ロンドン・アイリッシュ/イングランド、25)
マーティン・イオセフォMartin Iosefo(USAセブンズ、3)
ポール・ラシケ/PaulLasike(ハレクインズ/イングランド、13)
スレットン・パラモ/Thretton Palamo(ヒューストン・セイバーキャッツ、17)

◆WTB(ウィング)
マルセル・ブレイシュ/Marcel Brache(ウェスタン・フォース/オーストラリア、16)
ギャノン・ムーア/GannonMoore(ユタ・ウォーリアーズ、3)
ブレイン・スカリー/Blaine Scully(無所属、46)
マイク・テオ/MikeTe'o(サン・ディエゴ・リージョン、23)

◆FB(フルバック)
ウィル・フーリー/Will Hooley(ベッドフォード・ブルーズ/イングランド、8)
マディソン・ヒューズ/Madison Hughes(USAセブンズ、3)

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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