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ラグビー コラム 2019年3月31日

予選突破へサバイバル!熱闘15試合が行われたセンバツ。大会2日目の試合レポート

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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東海大大阪仰星

そして第1試合では、近畿2位の東海大大阪仰星が登場し、推薦枠で初出場の群馬・太田から13トライを奪った。

東海大大阪仰星は大量リードを奪っても、チームはトライ後にコミュニケーションを重ねていた。そんなチームは前半を36-0で折り返し、後半に前半を上回る43得点を挙げた。

指揮官の湯浅大智監督は「“コール”よりも“トーク”ということは大事にしています。今日はそれが少し出たことは良かった」と手応えを語った。

一方、太田の金田健一郎監督は「2月の関東大会と比べると身体を当てられるようになってきたので、すこし成長が見られました」。大会初戦を振り返った。

【補助陸上競技場】
第1試合(Fグループ):(5T5G2PG)京都成章○41-0●秋田工業
第2試合(Fグループ):(4T2G)早稲田実○24-17●高知中央(3T1G)
第3試合(Gグループ):(4T4G2PG)中部大春日丘○34-7●本郷(1T1G)
第4試合(Gグループ):(4T3G)高鍋●26-29○金光藤蔭(5T2G)
第5試合(Hグループ):(7T6G)流経大柏○47-19●大分舞鶴(3T2G)

好勝負の多かった補助陸上競技場。秋田工業は41失点で完封されたが、得点差ほどの完敗ではなく近畿王者に抵抗した。早稲田実業は効率的にスペースへ仕掛けるアタックなどを見せ、高知中央に競り勝った。

中部大春日丘はSO堀日向太(2年)が12得点(4G2PG)を挙げるなどして本郷に勝利。流経大柏は前半こそ7-7の同点だったが、後半はFL篠澤輝(3年)が再三突破を見せるなどして6トライを量産した。

金光藤蔭

そして第4試合では、推薦枠で初出場の大阪・関西福祉大学金光藤蔭が、後半26分の逆転トライ(ゴール)が決勝点に。

最後は後半ロスタイム、高鍋の猛攻をゴール前で防いで、歓喜の瞬間を迎えた。

指揮官の久保玲王奈監督は喜びを噛みしめていた。

「高鍋さんは花園常連校で、ウチはチャレンジさせて頂く立場でした。ただ推薦とはいえ『大阪の誇りをもって戦いなさい』と送り出しました。ただ私も(選抜大会は)初めてで、ミーティングも重ねましたが、まったくプラン通りにいきませんでした(笑)。個々のフィジカルの強さでなんとか勝たせて頂きました」

金光藤蔭は、記念すべきチーム史上初のセンバツ勝利。平成最後のセンバツに爪跡を残した。

そして大会3日目には、32校すべてが登場して16試合を繰り広げる。連戦の疲れと闘いながら、予選突破へ若武者たちがしのぎを削る。

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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