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ラグビー コラム 2019年3月31日

予選突破へサバイバル!熱闘15試合が行われたセンバツ。大会2日目の試合レポート

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ノーサイドの瞬間の金光藤蔭

3月29日(金)に埼玉・熊谷で開幕した“センバツ”こと全国高校選抜ラグビー大会は、3月30日(土)、大会2日目を迎え、予選リーグ15試合が行われた。

予選リーグでは、参加32チームが4チーム8組に分かれ、3日間(30日、31日、4月2日)で1チーム3試合を戦う。

センバツ王者を決める8強による決勝トーナメントに進出できるのは、各組上位1チームのみ。過密日程のなか、ひとつの黒星が予選敗退につながるサバイバルが展開される。

この日は曇天のもと寒風が吹いたが、9時30分キックオフの第1試合が3会場(Bグラウンド、Cグラウンド、補助陸上競技場)で始まると、あちこちで歓声が沸いて活気に溢れた。

繰り広げられた予選15試合は、圧勝劇から接戦までさまざま。試合結果を振り返ってみたい。

【Bグラウンド】
第1試合(Aグループ):(11T8G)関西学院○71-0秋田中央
第2試合(Bグループ):(9T7G)東福岡○59-7●慶應義塾(1T1G)
第3試合(Bグループ):(4T1G)札幌山の手●22-28○城東(4T4G)
第4試合(Cグループ):(8T5G)石見智翠館○50-0名古屋
第5試合(Cグループ):國學院栃木●0-52○御所実業(8T6G)

近畿4位の関西学院は、東北1位の秋田中央を完封した。やはり強豪ひしめく近畿勢のレベルは高い。東福岡は後半ロスタイムに1トライを許したが、慶應義塾に完勝した。

石見智翠館は、5大会ぶり登場の名古屋(東海2位)を完封。関東5位の國學院栃木は御所実業から得点を奪えず、この日Bグラウンドで3度目の完封試合を許した。

城東

そして第3試合では、四国2位の城東(徳島)が、北海道の札幌山の手を破った。

城東の登録メンバーは大会最小人数の17人。

しかし多彩なキックが冴えたキャプテンのSO三木海芽(3年)をはじめ、キャリーも激しいFL伊藤優汰(3年)、HO蔭岡史嵩(2年)など全員が好タックルを連発。

城東は伝統的に激しいディフェンスの文化があり、タックルは「3H」(低く、激しく、速く)が合言葉。

札幌山の手はNO8ヴェアタモエフォラウ(3年)など強力キャリアーを擁したが、スコアで上回れず。

城東OBで大阪体育大でもプレーした城東の伊達圭太監督は「前半は敵陣でずっと良い流れで試合ができました。相手にアタックの強い子がいましたが、自分たちの持ち味であるディフェンス、タックルが見せられた。僕らの頃から『タックルは頑張りましょう』というチームでした」と語り、チーム文化を体現した選手を誇った。

【Cグラウンド】
第1試合(Dグループ):(13T7G)東海大大阪仰星○79-0●太田
第2試合(Dグループ):(5T1G)日本航空石川○27-24●長崎北陽台(3T3G1PG)
第3試合(Eグループ):(11T8G)桐蔭学園○71-5●黒沢尻工(1T)
第4試合(Eグループ):(2T1G2PG)大分東明○18-15●尾道(3T0G)
第5試合(Hグループ):(20T15G)天理○130-0●北越

長崎北陽台も登録人数は少なく、試合登録25人に満たない21人。しかしCTBテビタ・ポレオ(3年)ら留学生のいる日本航空石川と3点差の接戦を繰り広げた。3連覇を狙う桐蔭学園は、黒沢尻工から11トライを奪って大勝発進した。

推薦枠で初出場した大分東明は、7大会連続出場している中国2位の尾道に勝利。台風の目となれるか。天理はこちらも推薦枠で初出場の北越から20トライ。前後半10トライずつスコアするところに充実度が窺える。

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