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ラグビー コラム 2019年1月14日

『前へ』、明治大学が22年ぶりの頂点。ラグビー大学選手権

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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その後、天理大の留学生選手3人、主将の島根一磨(天理大)を中心とした展開ラグビーの猛攻を受け、2トライを返された。

それでも、12月に行われた関東大学対抗戦の早稲田大学戦の敗戦から、猛練習し続けてきたディフェンスで粘り強く守り抜いた。

昨年度の決勝での敗戦から「本気で優勝を目指さないといけない集団」(福田健)となった明治は、「勝つためにディフェンスが必要ということを選手同士が理解して取り組んだ結果」(田中澄憲監督)だった。

22-17で最後は、ノックオンを誘いノーサイド。昨年度の悔しさを越え、22年ぶりの優勝を果たした。

快挙の裏には「我慢強さ」(田中監督)があった。22-17で試合終了まで残り4分、自陣でのボールキープを試みた。

しかし、相手FWのプレッシャーに押され相手ボールへ。自陣でのスクラムとなった。絶体絶命の状況の中でも「全員がもう一度ボールを奪い返してやるという気持ちだった」(福田健)。

CTB(センター)森勇登(政経2=東福岡)がタックルに入った瞬間、相手がノックオン。昨年度の決勝での経験を活かし、最後まで集中力を切らすことはなかった。

「今日まで決して楽な道のりではなかった」(福田健)。今大会は対抗戦4位扱いで3回戦からの出場。

それでも「選手権に入っても成長し続けていた」(田中監督)と、昨年度の悔しさを晴らすために、選手一人一人が昨日の自分を越えていった。

来年度は大学王者として追われる立場となるが「慢心することなく、まだまだ成長できる部分はたくさんある」(武井)。今年度を越えるためさらに『前へ』進む。

文:高橋昇吾/写真:藤里陽(明大スポーツ)

代替画像

明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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