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ラグビー コラム 2018年12月3日

ヤマハ発動機が4強進出。NTTコムはチーム初のトップ4逃す。

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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しかしヤマハ発動機はCTBヴィリアミ・タヒトゥア、キックオフボールにも強い身長195センチの快足WTBゲリー・ラブスカフニらが躍動し、前半を5点リード(19-14)で折り返す。

5点差を追いかけるNTTコムだが、後半13分にNO8マフィがシンビンに。世界最高峰のナンバーエイトを10分間欠くことになった。

フォワードが7人となったNTTコムは、その後の10分間で、スクラムによるペナルティトライを含む2トライを奪われた。

NTTコムは後半27分に1トライを返し、終盤の勝負所でも敵陣ラインアウトの好機を迎えた。

しかし2連続でスローイングがオーバーとなり、得点チャンスを失った。ヤマハ発動機のLO大戸は試合後、「ヤマハスタジアムは風が強いので、後ろに投げさせようと話していました」と明かした。

21得点(3T3G)を挙げたものの、4強入りに届かなかったNTTコムのロブ・ペニーHC(ヘッドコーチ)は「選手はがっかりしていると思うが、ヤマハに全員で挑戦することができた。NTTコミュニケーションズがトップ4に入るチャンスはこれまでなかったこと。これ以上ないくらい、選手たちのことを誇りに思っています」と選手を讃えた。

33得点(4T3G1PT)で4強入りを決めたヤマハ発動機。清宮克幸監督は「ヤマハの出来はすごく良くはありませんでしたが、トライを取られた後にすぐ取れたことが大きかった。もちろん2本のスクラムトライも大きい」と勝因を語った。

NTTコムは12月8日のトーナメント2回戦、東京・秩父宮でクボタとの対戦が決まった。

ヤマハ発動機は同日同舞台で、そのクボタに競り勝ったサントリーと、決勝進出を懸けて激突する。

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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