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日本フェンシング史上初の金メダルに報奨金1億円。NEXUSフェンシングクラブ所属 日本代表選手会見
J SPORTSニュース by J SPORTS 編集部参加した4選手と橋本寛コーチ(右)
日本史上初となる金メダルを獲得したフェンシング。その日本代表に4人の選手が選ばれた、NEXUSフェンシングクラブが所属選手の金メダル獲得・入賞報告会を行った。
・見延和靖:男子エペ団体金メダル
・敷根崇裕:男子フルーレ団体4位入賞、個人4位入賞
・永野雄大:男子フルーレ団体4位入賞
・青木千佳:女子サーブル団体5位入賞
会見の冒頭、NEXUSフェンシングクラブの星野敏代表取締役は、「2012年のロンドンオリンピックで、千田健太選手と淡路卓選手が男子フルーレ団体で銀メダルを獲得したことは、皆さんの記憶にも残っていることと思います」と、2008年の北京オリンピック以来、今回の東京まで、4大会連続で代表選手を輩出したことに触れた。
そして、今回も4名の所属選手が東京オリンピックに出場し、それぞれの種目において全員が入賞。中でも、見延和靖選手が所属した男子エペ団体が、金メダル獲得の快挙を成し遂げたことについては、「1960年のローマオリンピックに日本フェンシングが始めて参加して以来、61年間の歴史の扉をこじ開けた瞬間」と、自らもフェンシング経験者で、フェンシング協会の顧問を務める立場からも喜びを伝えた。
そして、金メダルを獲得した見延選手には、報奨金が贈呈され、その金額が1億円と知らされると、会場はどよめきに包まれた。その後、各選手が東京オリンピックを振り返った。
敷根崇裕選手は「個人・団体ともに4位という、人生で一番悔しい思いが、短期間で2度ありました」と話したが、一方で「ドーハのグランプリ大会と2大会連続での準決勝進出は、自分の中で成長している実感がありました。パリオリンピックでは金メダルが獲れると確信したので、残り3年練習に精進したい」と視線を先に向けた。
永野雄大選手は、「自分は4人目ということで、団体戦に出場することができた。オリンピックの雰囲気や、他の試合と違う雰囲気を味わえたのは、自分の中でとても良い経験になった」と語り、「パリでは個人戦にも出場して、個人・団体ともに金メダル獲得できるように頑張りたい」と3年後の活躍を誓った。
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