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ピックアップ コラム 2021年8月12日

日本フェンシング史上初の金メダルに報奨金1億円。NEXUSフェンシングクラブ所属 日本代表選手会見

J SPORTSニュース by J SPORTS 編集部
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会社役員との記念撮影

青木千佳は、「支えてきてくださったみなさんのおかげで、結果は出せませんでしたが、やってきたことは間違っていないと思える試合でした」と周囲への感謝を口にすると、改めて、「メダルを目標にしていたので、その結果に届かなかったのはすごく悔しいけれど、終わってみて、東京オリンピックに来るまでの過程も含めたら、もう悔いはないのかなと思いました」と話した。

そして、1億円の目録を受け取った見延和靖選手は「緊張とはまた違った、ちょっと身体の震えを覚えています。何を話していいかもわからなくなっている状況です」とサプライズに驚いた様子。

それでも、「団体戦で金メダルを獲得しましたが、誰1人欠けても獲得することができませんでした。昨年1年間経験したことのない1年間で、心が折れそうになる時期もありましたが、みなさんの応援があってここまでめげずに、そして目標を見失うことなくやってくることができました」と感謝の言葉を述べた。

今大会については「前回のリオでは個人戦のみの出場で、メダルを逃してすごく悔しい思いをしました。そのリオ以降、必ず次の東京大会では団体戦で出場する。個人よりも団体、団体で金メダルを獲得するということを大きな目標に掲げて、毎日その夢を描きながら、競技を続けてきました」と、思いを話した。

そして、「支えてくださったみなさんの思いが1つ1つが入った金メダルだと思ってます。決して、僕だけでは獲ることができなかった金メダルだったと思っています。また、フェンシング界にとっても大きな一歩となるような金メダルだったと思います」と語った。

そして今後については、「僕自身、ここで引退するわけでもないです。もちろん、3年後のパリを目指しますし、この積み重ねてきた歴史、これをもう1つ、もう1歩1歩積み重ねて、しっかり後輩も引っ張っていきながら、さらに強い日本チームも築いていきたいと思います」とコメント。

最後に「さらに日本を引っ張って、先頭に立って戦っていきたいし、次のパリでも必ず金メダルをお見せできるようにしたいと思います。まだまだ僕たちのチームは若いですし、これからも成長できると思ってます。次のパリでは連覇を目指して、そして個人も獲得して、2冠目指してがんばってきたいと思います」と締めくくった。

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