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今シーズンからキャデラック陣営となったJOTA
世界耐久選手権(WEC)がカタール1,812Km(10時間)レースで開幕。
中継を視聴していただきありがとうございました。
ボクは、レースの前半パートを担当させていただきました。
【第1戦 ハイライト動画】FIA 世界耐久選手権(WEC) 2025 カタール1812kmレース(カタール) (2月28日)
世界各地で行われるWECなので毎戦現地で取材することができないのが悔しいのですが、FIAが公式に発表する情報、WECシリーズが発表する情報、そして、海外のメディア、参加自動車メーカー、チームが発信するリリース等の情報をかき集めてスタジオに臨みます。
ご存知のようにWECは、アメリカのIMSAシリーズとのルールの共通化によって双方のシリーズに参戦できる。そこでWECが開幕する前、1月末に行われたIMSAの開幕戦デイトナ24時間レースの状況、結果からWEC初戦の勢力を自分なりに分析していました。
WECでは、バランス オブ パフォーマンス(BOP)が毎戦細かに変化するので、まずFIAのWECコミティーによって発表される情報は、結果をかなり左右します。一番大きく影響するのはやはり車重ですね。初戦ではトヨタの車重が一番重かった。車重については、直近の3レースの成績によって計算されるので、重いというのは、2024のマニュファクチャラーチャンピオンとなった勲章なのですかね。
IMSAのデイトナで結果は残せなかったけれど、好走したキャデラックがWECでも速いのではと考えていました。確かに速かったでもポールポジションはフェラーリ、そしてセカンドポジションにBMWが来たのは少しびっくり。フェラーリとBMWはトヨタと比較して28kg軽く、キャデラックは35kg軽く、4番手、5番手のスターティンググリッドを獲得していた。
いよいよ決勝がスタート、キャデラックが俊足を発揮してなんと序盤で1-2体制を築いた。予想していたとはいえ、この展開にはワクワク感が一気に増した。しかし、何事もなければ、この1-2のままゴールするのかと考えるのは早計も早計だった。フルコースイエロー(FCY)からリスタートが切られる直前にトップを走行する38号車(J.バトン選手)が加速し、2番手の12号車(A.リン選手)もこれに続いて加速したが、38号車が減速して12号車が激しく追突。両車のオンボードカメラでその模様が映し出される、それも何度も。映像的にはとてつもなくセンセーショナルなシーンだったので、国際映像がリピートした。現場の英語コメンテーターも「なんという悪夢の展開だ!」と捲し立てた。リン選手は、バトン選手がブレーキを踏んだと非難した。映像からはそれは確認できなかったけれど、後日の報道ではバトン選手のマシンにエラーメッセージが表示されていて、彼はその対処をしていて加速をやめたらしい。
IMSAに続いてWECでもキャデラックは速いが、結果を残せなかった。
文:高橋 二朗
高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。
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