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モーター スポーツ コラム 2024年5月16日

開幕戦の勢力図は一旦リセット? 九州大会の鍵は“コンディション”と“新ダンパー”か

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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開幕戦で優勝を果たした野尻智紀(TEAM MUGEN)

その要因は複数あるとは思うが、コンディションの影響があったことも十分に考えられる。仮にそうだとしたら、開幕戦と比べて気温が上がる第2戦オートポリスでは、新たな顔ぶれによる上位争いが展開されそうだ。

なかでも注目なのが、開幕戦で9位入賞を果たしルーキー勢で最上位フィニッシュを果たした岩佐歩夢(TEAM MUGEN)。レビューレースでポイント獲得と決して悪くはない結果で終わったが、来季以降のF1参戦を狙っている彼にとっては、満足できる結果ではなかった。開幕戦のレースウィークで改善点は明確に分かっている様子で、初経験となるオートポリスでどのような走りをみせるのか、期待大だ。

今季VANTELIN TEAM TOM’Sに移籍した坪井翔も昨年のオートポリスで初ポールポジションを獲得し、優勝争いを演じたひとり。チャンピオンマシンで迎えた開幕戦では思わぬ苦戦を強いられてしまったが、本人にとっても相性の良いオートポリスで挽回の走りが見られるか。

他にも、開幕戦では表彰台を獲得できなかったが随所で速さをみせていたDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの牧野任祐、太田格之進や、今季はトヨタ勢に移籍した福住仁嶺(Kids com Team KCMG)や大湯都史樹(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)など、ここで挙げると切りがないほど注目ドライバーが揃っている今季のスーパーフォーミュラ。土曜日の予選Q1から目が離せないバトルが展開されていくだろう。

大湯都史樹(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)

もうひとつ、今週末のオートポリス戦を占う上で鍵となってきそうなのが、今季から全車統一された新ダンパーだ。マシンの姿勢を制御し、安定した走りを実現するために欠かすことができないダンパーと呼ばれるパーツは、昨年まで使用メーカー等に指定はなく、激しい開発競争が行われていた。ただ、今季からコスト削減というところも意識し、全車がオーリンズ製のダンパーを装着することとなった。

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