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モーター スポーツ コラム 2024年1月22日

2024年WRC第1戦ラリー・モンテカルロ プレビュー ポイントシステムが大幅に変更。今シーズンの注目ポイントとは?

Mr.フクイのものしり長者 de WRC ! by 福井 敏雄
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マニュファクチャラーチームのドライバー編成も変わりました。大きな話題はタナクの移籍、そして2年連続チャンピオンであるロバンペラのパートタイマー化です。ロバンペラはこの若さで一時休養や別のカテゴリーへの出場検討など将来の可能性を広げることを考えているようです。各チームの編成は次の通りです。

■トヨタ
エバンス、勝田がフル参戦、オジェとロバンペラがパートタイム参戦。モンテは地元オジェ、スウェーデンはロバンペラ。ボディのカラーリングがブラック基調に変わります。

■ヒョンデ
ヌーヴィルとフォードから移籍のタナクを軸として、ミケルセン、ソルド、ラッピがパートタイムで参戦。ミケルセンはターマック、ラッピはスノーと高速グラベル、ソルドはラフ・グラベルを担当すると思われる。モンテはミケルセン、スウェーデンはラッピがエントリー済。

■Mスポーツ・フォード
フルモーとミュンステールのWRC-2で活躍のヤングドライバー2名。Mスポーツ・フォードは若手の育成が得意。

その他、今シーズンのトピックスを幾つか挙げます。

・タイヤに関する情報
シングルサプライヤーのピレリは今シーズンで3年間の契約終了。来シーズンからのサプライヤーは韓国のハンコックが担当することになります。

・WRC2のエントリーが大盛況
ホモロゲーション取得したばかりのトヨタGRヤリス4台がWRCに初登場します。P2ドライバーだけで24台のエントリーとP1の9台をはるかにしのぐ大盛況です。FIAではWRCの将来像を検討する組織ができました。メーカーチームが増えない一方でWRC以外のカテゴリーにも広く参加出来るWRC2のどちらが将来の主役になるのか注目です。

初開催が1911年とWRCで最も歴史の長いモンテカルロ。基本的にはターマック路面ですが、山岳地帯では刻々と気象条件が変わります。SSの中でもアイスバーン、圧雪路、ウェット、ドライと激変するため非常に過酷なイベントです。モンテカルロでは舗装路用や雪道用など数種類のタイヤを使うことが可能ですが、先行隊のレポートを基にドライからスタッド付きまで先を見通してベストなタイヤ選択を出来るかが勝負の分け目になってきます。

サーアビスパークは一時期モナコを使用していましたが再びガップ(Gap)に戻ってきました。木曜日モナコをセレモニアルスタートし2本のナイトステージを走ってガップに到着、金曜日土票日はガップを中心にオート・プロバンス地方を走ります。日曜日はガップ発、峠をこなしながらモナコ方面に移動。最終ステージはチュリニ峠のパワーステージです。

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