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モーター スポーツ コラム 2022年11月20日

【FIM スーパースポーツ世界選手権2022 第12戦 フィリップアイランド:プレビュー】エガーターが2連覇!ヤマハ独走を止めるのは?

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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マニュファクチャラーズランキングではすでにヤマハがチャンピオンを決めていますが、新興勢力のドゥカティはカワサキを凌駕し、トライアンフとMVアグスタを引き離しています。しかし、ヤマハ以外の優勝という意味ではトライアンフに先に勝たれていますので、ドゥカティは今季中になんとか1勝したいところです。

現在ランキング6位につけているフェデリコ・カリカスロ(ドゥカティ)は16点差でステファノ・マンジー(トライアンフ)を追いかけます。グランプリからの転向組はこれまた未経験のコースとなるだけにランキングを一気に上げてくるかもしれません。ドゥカティの活躍に大いに期待です。

そして、「スーパースポーツ世界選手権」のニュースとしては来季から2人の日本人ライダーが参戦する見込みであることがわかりました。スーパースポーツ300世界選手権からのステップアップが決まった岡谷雄太、そして全日本ロードレース選手権を戦ってきた阿部真生騎(あべ・まいき)です。

18歳の阿部真生騎の父はグランプリやスーパーバイク世界選手権で活躍したのリックこと阿部典史(あべ・のりふみ)。後の世界チャンピオン、バレンティーノ・ロッシも憧れたという偉大なライダーを父に持つ阿部真生騎ですが、阿部典史は交通事故により彼が3歳の時に死去。祖父で元オートレーサーの阿部光雄から指導を受けてロードレースに挑戦してきました。体制発表はこれからですが、ロッシのスクールを受講して来季はスーパースポーツ世界選手権に参戦する予定です。来季、日本人ライダーが参戦するという意味でも注目が集まりそうなスーパースポーツ世界選手権。チャンピオンを争う2人が今季限りで卒業するということもあり、日本人選手がどこまで活躍できるかを占うという意味でもスーパースポーツ世界選手権の残り2戦は要注目でしょう。

文:辻野ヒロシ

辻野 ヒロシ

辻野 ヒロシ

1976年 鈴鹿市出身。アメリカ留学後、ラジオDJとして2002年より京都、大阪、名古屋などで活動。並行して2004年から鈴鹿サーキットで場内実況のレースアナウンサーに。
以後、テレビ中継のアナウンサーやリポーターとしても活動し、現在は鈴鹿サーキットの7割以上のレースイベントで実況、MCを行う。ジャーナリストとしてもWEB媒体を中心に執筆。海外のF1グランプリやマカオF3など海外取材も行っている。

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