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サッカー フットサル コラム 2024年4月5日

日本一へのリスタート!3か月ぶりのリターンマッチ 市立船橋高校×青森山田高校マッチプレビュー【高円宮杯プレミアリーグEAST第1節】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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市立船橋高校の新キャプテン、ギマラエス・ニコラス

「開幕早々からリベンジするチャンスが来たので、自分は『良かったな』『ラッキーだな』という気持ちです。あの日が本当に忘れられなくて、今でも毎日考えるぐらい悔しいので、絶対にリベンジしたいなという気持ちがありますね」。

今季の市立船橋高校のキャプテンを務めるギマラエス・ニコラスが口にした『あの日』のことを、彼らが忘れるはずがない。2024年1月6日。国立競技場で行われた高校選手権準決勝。ファイナル進出を巡り、青森山田高校と対峙した一戦は激闘に。先制を許した市立船橋は、今季の10番を背負う久保原心優のゴールで追い付き、勝敗の行方はPK戦へともつれ込む。

3-2で迎えた青森山田の4人目のキックを、ギマラエス・ニコラスがファインセーブで弾き出す。だが、市立船橋の4人目として登場した岡部タリクカナイ颯斗のPKも、相手GKがストップ。直後の青森山田の5人目がゴールネットを揺らし、勝負あり。決勝を目前にして、青き勇者の進撃は終焉を突き付けられることになった。

今シーズンの市立船橋は大きくメンバーが入れ替わった。郡司璃来(清水エスパルス)や太田隼剛(桐蔭横浜大)といった主力が卒業し、レギュラーとしてプレーしていたのはギマラエス・ニコラスと久保原の2人のみ。波多秀吾監督も「去年のチームのように個々の力があるわけではないので、チーム全体でということはより意識してやっているところですね」と言及。プレシーズンはグループとしての総力を高めてきた。

守備の中心は、2年時から不動の守護神を託されてきたギマラエス・ニコラス。「試合の中でのプレッシャーや焦りはほぼ感じずに、頭も冷静な状態でプレーできるようになってきました」と重ねた実戦経験から来る落ち着きが、チームに安心感をもたらしている。

キャプテン就任に当たって、前任の太田からもアドバイスをもらったという。「隼剛さんが『自分らしくやれ』と言ってくれて、自分はチームの中心になって引っ張るというよりも、チームを後ろから押し上げていこうかなと思っています」。船橋招待の試合でも積極的に後ろから声を出すシーンが目立っており、リーダーの自覚も頼もしい。

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