メッシとC・ロナウドの後を担うスーパースター候補生

そして、日本でいうところのオリンピック世代では、ブライトンのジョアン・ペドロ、ボローニャのヨシア・ジルクゼー、アトレティック・クルブのニコ・ウィリアムス、モナコのフォラリン・バロガンといったところが、近未来のステップアップを約束されている。

もちろん、久保建英（レアル・ソシエダ）もそのひとりだ。

永らく続いたリオネル・メッシ（インテル・マイアミ）とクリスチャーノ・ロナウド（アル・ナスル）の時代は、まもなく終幕を迎える。

新しい1ページは03年生まれのジュード・ベリンガム（マドリー）、ジャマル・ムシアラ（バイエルン）が紡ぐのだろうか。いや、さらに若い世代から飛び切りの “優駿” が現れるのだろうか。

その男が、ネクスト・スーパースターが日本人だったら……。胸もときめくきょうこのごろだ。

文：粕谷秀樹