人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2024年3月5日

バレンシア対レアル・マドリー戦で起きた珍事。アンチェロッティ監督「前代未聞」

木村浩嗣コラム by 木村浩嗣
  • Line
審判に詰め寄るアンチェロッティ監督

審判に詰め寄るアンチェロッティ監督

バレンシア対レアル・マドリーで終了の笛によって決勝ゴールが認められない、という珍プレーがあった。

ブラヒムのセンタリングにベリンガムが飛び込み、ネットを揺らす。歓喜のレアル・マドリー、悔しがるバレンシア。劇的な瞬間……と思ったら、その前に終了のホイッスルが鳴っていた。ビデオを見ると、ブラヒムが蹴った瞬間に「ピッ」、ベリンガムのヘディングの瞬間に「ピッ」、ゴールに飛び込んだ瞬間に「ピー」というタイミングだった。最初のピッで終了扱いなので、その後のプレーはすべて無効。当然、ゴールも無効である。

なぜ、このタイミングで終了だったのか? すでにアディショナルタイムを費やした、と審判を判断したからだ。

とはいえ、あまりに間が悪かった。

CKの流れからのプレーだったが、審判はCK前に「これがラストプレーだから」と選手たちに警告している。CKが蹴られる→GKのクリア→こぼれ球を拾いブラヒムへ、という前段階があった。「これがラストプレー」なら、バレンシアがクリアした途端に終了の笛を吹くべきで、それならこれほど騒がれることはなかったはずだ。

だが、審判は笛を咥えるものの躊躇し、レアル・マドリーのチャンスになりそうなのを見て、慌てて吹いた。

躊躇したのは、区切り良く終わらせたかったからだろう。ボールがサイドラインを割るとか、大きなクリアなどで、いかにも“レアル・マドリーの攻撃が終了した感”のあるタイミングで終わらせたかった。が、クリアは小さくまごまごしているうちに再びセンタリングが上がっていたーー。

レアル・マドリーのアンチェロッティ監督は「前代未聞。プレーが切れてないのに」と左目の眉をいつも以上に吊り上げた。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ