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サッカー フットサル コラム 2024年2月7日

失点するとすぐナーバスになり、ストレスに対応できなくなる

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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本拠スタンフォード・ブリッジで2-4の惨敗。チェルシーらしからぬ不振が続く

本拠スタンフォード・ブリッジで2-4の惨敗。チェルシーらしからぬ不振が続く

チェルシーが極度の不振に陥っている。

早くも10敗。23節はウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズに2-4の惨敗を喫し、本拠スタンフォード・ブリッジに詰めかけたサポーターが痛烈なブーイングを浴びせるほどだった。

財務規定違反を踏まえた場合、今シーズン中にマウリシオ・ポチェッティーノ監督を解雇する確率は低い。公式戦を31試合消化時点の勝率48・3%は、グレアム・ポッター元監督を9・64ポイント上まわっている。また、1000万ポンド(約19億円)といわれる違約金の支払いも、できるだけ避けたい。

しかし、最低目標とされた4位以内も至難の業になりつつあるいま、シーズン終了後になんらかの動きがあっても不思議ではない。

昨シーズンは、まさかの12位に終わった。11勝11分け16敗。得点38・失点47。チェルシーらしからぬ数字がずらりと並ぶ。得点数はリーグ15位タイであり、カイ・ハヴァーツ(現アーセナル)が記録した7得点がクラブ内最多だった。

ロマン・アヴラモヴィッチ前オーナーが買収した後、リーグとFAカップ優勝が5回ずつ、リーグカップを4回制し、チャンプオンズリーグとヨーロッパリーグ(UEFAカップも含む)もそれぞれ2回テッペンに立っている。

ただ、近年はマンチェスター・シティとリヴァプールの後塵を拝するケースが多く、2020/21シーズンのCL優勝を除くと、主役を演じられなくなってきた。

アブラモヴィッチの後を受けたトッド・ベーリーは、意味不明なチーム創りでさらなる混沌を招いている。長期的な展望とはいえ、「25歳以上の選手は新たに獲得しない」という方針も、考えなおした方がいい。筆者が当コラムや解説で何度も指摘し、OBのディディエ・ドログバが嘆いたように、「年齢的なバランスが悪すぎる」。

したがって、ポチェッティーノが続投するにしろ、新監督を迎えるにしろ、来シーズンはふたたび整備しなければならない。

パーマー、リース・ジェイムズ、ベン・チルウェル、コナー・ギャラガー、リーヴァイ・コルウィルといったイングランド代表、アルゼンチン代表のエンソ・フェルナンデス、エクアドル代表のモイセス・カイセドといった20代のタレントを数多く擁しているのだから、彼らの魅力を存分に引き出せるベテランを獲得すべきではないだろうか。

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