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サッカー フットサル コラム 2023年12月8日

その挑戦で、明日を創れ。日本一を懸けた埼スタファイナル!青森山田高校×サンフレッチェ広島ユースマッチプレビュー【高円宮杯プレミアリーグファイナル】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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青森山田高校のCBコンビ・山本虎(4番)と小泉佳絃(5番)

2年ぶり4度目のプレミアリーグEAST王者に輝いたのは青森山田高校。10得点無失点という圧巻の数字で開幕3連勝を飾ると、前半戦はわずか1敗で首位ターン。第14節の柏レイソルU-18戦で10試合ぶりの黒星を喫するも、翌節の流通経済大柏高校戦は2点のビハインドから逆転勝利を収め、連敗を回避する。

第17節では川崎フロンターレU-18との首位攻防戦に2-1で競り勝ったものの、同じく上位対決となった第18節の尚志高校戦は0-2で敗戦。第21節の昌平高校戦も2点を先行されながら、90分からの連続ゴールで何とか追い付くと、最終節のFC東京U-18戦は得意のセットプレーからの2得点で勝ち切り、EAST制覇を全員で喜んだ。

2年ぶり6度目のプレミアリーグWEST優勝を手繰り寄せたのはサンフレッチェ広島ユース。開幕戦はいきなり名古屋グランパスU-18にホームで2-5と衝撃の敗戦を突き付けられ、前半戦は6勝2分け3敗と首位の静岡学園と6ポイント差の3位で折り返す。

ただ、後半戦で負けたのは1試合のみ。第15節のヴィッセル神戸U-18戦は、黒木一心が後半アディショナルタイムに挙げたゴールで劇的勝利。第19節のサガン鳥栖U-18戦も0-2の苦境から、4点を奪い返しての逆転勝ち。最終節の神村学園高校戦は、2点を先制しながら同点に追い付かれ、そのままのスコアだと神戸U-18に覇権が移る状況の中で、85分に1年生の小林志紋が決勝点。粘り強くWEST制覇を達成した。

日本一を巡って、埼玉スタジアム2002で両雄が激突するプレミアリーグファイナル。今回は試合のカギを握ると予想する3つのポイントをご紹介したい。

1つ目のポイントは、【U-17W杯コンビ VS プレミア屈指のCBコンビ!】だ。

広島ユースでU-17W杯の舞台を経験してきたのは、ストライカーの井上愛簾と司令塔の中島洋太朗。ともに先発での起用も多く、世界のレベルをその肌で体感してきた。ただ、今シーズンの開幕時を振り返れば、井上の主戦場はセカンドチームが臨むプリンスリーグ中国。そこでのパフォーマンスが認められ、プレミアでの途中出場を繰り返していく中で、後半戦は1トップに定着し、シーズンでは8ゴールをマーク。エリア内での動き出しと得点感覚で勝負する、実にストライカーらしい逸材が、飛躍の1年を日本一で締めくくれるか。

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