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サッカー フットサル コラム 2023年11月17日

【両サイドを制圧せよ!日本の翼・吉永夢希と柴田翔太郎がバンドンで羽ばたく! FIFA U-17ワールドカップ インドネシア2023 日本×セネガルマッチプレビュー】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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柴田翔太郎選手

2人目は強気なメンタルも頼もしい柴田翔太郎をご紹介しよう。所属の川崎フロンターレU-18では左サイドバックを主戦場に置いているが、自身も「両サイドバックと両サイドハーフの4つのポジションができるというのは自分の強みとして持っています」と口にする通り、代表の中でも指折りのポリバレントさを誇っている。

アルゼンチン戦では右サイドバックで試合開始からピッチへ解き放たれると、序盤こそやや動きに硬さが見られたものの、時間を追うごとに縦への推進力を発揮。2点のビハインドを負った後半には、右サイドを強引な突破でこじ開け、正確なクロスで高岡のゴールをアシスト。世界の舞台でもその実力を証明してみせた。

セットプレーのキッカーも任されるほど右足のキック精度が高いことと、4つのポジションでプレーが可能というキャラクターを考えると、試合が進むにつれてポイントになりそうなポジションに、攻撃の切り札として途中投入されることも想定される。

W杯に向けて「アシストの数は自分がこだわっているところですし、アジアカップは2アシストだったので、それは超えたいなと思っています」と明言していたことも印象深い。アルゼンチン戦で1アシストは記録したが、目標とする数字を次の試合で一気に超えていってほしいところ。ポーランド戦のセネガルは4ゴールすべてをサイドアタックから挙げているだけに、両翼勝負がカギを握りそうな大一番では、日本が有する吉永と柴田の“2枚の翼”の躍動が、チームを決勝トーナメントへと軽やかに導いてくれるに違いない。

文:土屋雅史

土屋 雅史

土屋 雅史

1979年生まれ。群馬県出身。群馬県立高崎高校3年時には全国総体でベスト8に入り、大会優秀選手に選出。早稲田大学法学部を卒業後、2003年に株式会社ジェイ・スカイ・スポーツ(現ジェイ・スポーツ)へ入社し、「Foot!」ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任。2021年からフリーランスとして活動中。

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