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サッカー フットサル コラム 2023年11月17日

【両サイドを制圧せよ!日本の翼・吉永夢希と柴田翔太郎がバンドンで羽ばたく! FIFA U-17ワールドカップ インドネシア2023 日本×セネガルマッチプレビュー】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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また、センターフォワードを務めるイドリサ・ゲイェも17歳にしてフル代表に招集されており、ポーランド戦ではハットトリックを達成。3ゴールすべてをペナルティエリア内でのワンタッチゴールで決めるなど、ポジショニングに優れたストライカーという印象で、日本戦に出場してきた場合にも警戒が必要であることは間違いない。

セネガルは4-3-3のシステムを敷いているが、攻撃性の高い両ウイングはプレスバックの意識も低く、中盤のスライドやDFのラインコントロールも徹底はされていないため、相手のファーストラインを越えてしまえば、サイドは比較的自由に攻め込む余地があるように感じる。その相手の特性も踏まえて、今回の試合では2人のサイドアタッカーをフィーチャーしたい。

1人目は、ここまでの2試合はいずれも左サイドハーフでスタメン出場している、レフティの吉永夢希だ。初戦では再三に渡ってサイドを駆け上がり、アシストが付いてもおかしくない好クロスを連発。だが、2戦目はなかなか思うようなプレーを出し切れず、後半途中で交代を命じられた。

所属している神村学園高校でも、今シーズンから参戦しているプレミアリーグで7アシストをマークしている吉永は、昨シーズンの夏前にチームでレギュラーを掴むと、すぐさまU-16日本代表の代表招集を受け、そこから飛躍的に成長を遂げたことで世代有数の左サイドバックとしての評価を確立。来季からはベルギーの強豪・ゲンクへの入団が決まっている。

最大の特徴はトップスピードから繰り出せる、“七色”とも形容したくなるようなバリエーションあふれるクロスの質。本人も「『突破してクロス』しか代表に還元できるものはないと思っている」と言い切るように、スピード、コース、強さを自在に操る左足から放たれたクロスは、常にゴールの匂いを漂わせる。

大会前には「世界中も注目している大会だと思うので、そこでしっかり結果を残して、世界の人から見られるような選手になりたいと思います」と力強い意気込みも。ここ2試合はサイドハーフ起用が続いているが、どうしても得点の欲しい時間帯には吉永をサイドバックに下げて、川村楽人と縦関係を組ませる超攻撃的布陣に踏み切る可能性も十分。吉永の“魔法の左足”にはとにかく期待したい。

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