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サッカー フットサル コラム 2023年10月24日

プレミアを戦う選手の幸せと指揮官の苦悩。米子北高校の勇敢な挑戦はまだまだ終わらない 高円宮杯プレミアリーグWEST ヴィッセル神戸U-18×米子北高校マッチレビュー

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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後半戦に入って好調の続く米子北高校

「僕のストレスがまず違いますよ。いつも勝っても、負けても、次があるなと(笑)。これが楽しかったと思えるのは、何年か経った後かもしれないですよね。彼らが卒業して、あの時に成長したのはプレミアのおかげだなと思ってくれたりしたら、ね」。

5年ぶりにプレミアリーグへ帰ってきた米子北高校を率いる中村真吾監督は、そう苦笑ながらも、一方で楽しそうでもある。後半戦は4連勝を達成するなど結果も付いてきており、現時点でまだ優勝の可能性を残す4位に付けているのだ。一定の充実感を覚えていないはずがない。

キャプテンの上原颯太は、今季のプレミアで好調を続けているカギは開幕戦にあったと見ている。「プレミアでは技術面も絶対に相手の方が上手いと思っていたので、不安もいっぱいあって、『ウチらで勝てるのかな』という想いはあったんですけど、開幕戦のジュビロ戦で格上だと思っていた相手にあれだけの試合ができたことが1人1人の自信にも繋がったので、それは大きかったのかなと思います」。

そのジュビロ磐田U-18戦は前半で先制。終盤に同点弾を許し、結果は1‐1のドローだったが、選手たちは勝利を掴みかけた一戦に小さくない勇気を得ていたという。ちなみにその試合は71分に退場者を出しており、そこから追い付かれた経緯はあったのだが、誰が退場したかはあえて伏せておこう。

昨年から右サイドバックのレギュラーを張ってきた梶磨佐志は、後半戦に入ってセンターバック起用が続いている。「サイドバックをしていた時よりは、自分のところでやられたらそのまま失点にも繋がるので、気持ち的には凄くキツいんですけど、ずっとセンターバックを積み重ねてきたことで、自分でも自信が付いてきましたね」。

第13節からはなんと5試合連続でのクリーンシートも記録。その素晴らしい成果に“新米センターバック”が大きく貢献していたことは言うまでもない。本人も今は新たなポジションへ前向きに取り組んでいるようだ。

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