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サッカー フットサル コラム 2023年7月4日

若手も使って湘南の挑戦を一蹴した横浜 フル出場の藤田譲瑠チマは“片鱗を見せる”に留まる

後藤健生コラム by 後藤 健生
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7月に入ってから最初の週末。J1リーグで首位に立つ横浜F・マリノスは、日曜日の夜に最下位に沈む湘南ベルマーレとの対戦を迎えた。

開始6分で右SBの松原健がミドルシュートを突き刺して幸先よく先制した横浜。10分には湘南のGK宋範根(ソン・ボングン)のパスをヤン・マテウスがカット。中央でパスを受けたアンデルソン・ロペスが難なく決めて、あっと言う間に2点差としてしまった。

「10分で2ゴール……。これは、いったい何点入るんだろうか」と、スタジアム中の誰もが思ったに違いない。
湘南の山口智監督は「相手のボランチや両サイドなどパスの出所を抑えて守るつもりだったが、その距離感が開いてしまった」とボヤくが後の祭り。

その後も、横浜が何度も決定機をつかんだ。だが、最後のシュートが遅れたり、枠を捉えきれなかったりしたおかげで、湘南はそれ以上の失点をせずにハーフタイムを迎えることができた。

後半に2人の選手を交代させ、キックオフから反撃に移った湘南。

47分には中野嘉大がシュート(GKが弾いてCK)。49分にも左サイドから中野がシュートを放ったがGKの正面を衝いてしまった。

そして、51分。横浜は藤田譲瑠チマが持ち上がったボールを右に展開し、ヤン・マテウスのクロスをアンデルソン・ロペスが体を捻るようにしてGKの逆を衝くヘディングシュートを決めて3点差として、勝負を決めてしまった。

得点王争いでトップに立っていたアンデルソン・ロペスは、この試合でさらに2ゴールを加えて、2位の大迫勇也(ヴィッセル神戸)との差を広げた。

後半は、湘南にも攻撃の機会はあったものの3点差とした横浜は余裕の交代。

ゲーム終盤にはボランチに山根陸、トップ下に植中朝日、左サイドハーフに井上健太といった出場経験の少ない選手も投入。77分には植中がJ1リーグ初ゴールを決めて見せた。

横浜のケヴィン・マスカット監督は、「もっときちんと試合をコントロールしないと……」と不満も漏らしたが、MFでキャプテンの喜田拓也など何人かの主力級を欠く中で4点を奪って横浜にとっては「快勝」だった。

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