人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2023年6月27日

U-17ワールドカップ出場権を獲得した日本代表 インドネシア開催決定は、日本にとっては追い風

後藤健生コラム by 後藤 健生
  • Line

ただ、ウズベキスタンは最近は各年代別代表の強化に力を入れている国で、グループD最強の相手だった。たとえばアルゼンチンで開催されたU-20ワールドカップではグループリーグを勝ち抜いてラウンド16に進出している(日本はグループリーグ敗退)。そのウズベキスタンと引き分けたことは、勝点計算としては悪い結果ではなかった。

日本は2戦目ではベトナム相手に4対0。最終インド戦では8対4という乱戦に持ち込まれてしまったものの、様々なパターンからゴールを積み重ねた。ウズベキスタン戦からの反省と相まって、日本代表には得点に向けての積極性が高まっていった。

インド相手に4失点というのは「大失態」だった。大量失点の原因は、“格下”のインド相手に前半のうちに3対0とリードしたことで気の緩みが出たこと。どんな相手、どんな状況でも緊張感を持って戦わなければいけないということを再認識する結果だった。

インド戦の大量失点が意図的だったわけはないが、日本の選手たちはグループリーグの3試合を通じて「攻撃への積極性」と「守備での集中」という反省点を胸にオーストラリア戦を戦えたのだ。

こうして、ベスト4に進出した日本代表。6月29日の準決勝ではイランとの対戦が決まり、イランに勝利すれば韓国またはウズベキスタンとの決勝に臨んで、2018年大会に続く大会2連覇を狙うことになる(2020年大会は新型コロナウイルスの感染拡大により開催中止)。「ワールドカップ出場権獲得」という重圧が取れた中で、良い内容でしっかり複数得点を奪っての勝利を目指してほしい。

彼らの本当の目標は11月のU-17ワールドカップだ。当初は南米のペルーで開催される予定だった大会は、ペルーが準備不足のために開催を返上。つい先日、FIFAからインドネシア開催が正式発表された。

インドネシアはU-20ワールドカップのために準備を進めてきたが、イスラエルの参加問題を巡って紛糾。同大会の開催国はアルゼンチンに変更された。その代わりが、U-17ワールドカップなのだ。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ