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サッカー フットサル コラム 2023年6月11日

女子ワールドカップの放映権問題を考える 女子サッカーは普及を優先すべき段階にある

後藤健生コラム by 後藤 健生
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しかし、代表チームがどんなに活躍したとしても、もし地上波放映がなかったとしたら、一般の人たちの関心を引くことは難しい。

女子サッカーの地位を向上させ、将来、女子選手の待遇を改善していくためにも、現段階では地上波による無料放送を通じて女子サッカーを広く認知させることが最も大切なのではないだろうか。

そんな時期に一気に高額賞金を設定したり、ジェンダー平等の理念を“大義名分”にして放映権料を高騰させ、結果として無料放送ができなくなってしまうというは、まさに本末転倒もはなはだしい。

FIFAは高額な放映権料の要求を取り下げて、「ユニバーサルアクセス」を実現し、すべての人が無料放送を通じて女子ワールドカップを観戦できるようにすべきである。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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