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開催地として北アフリカのチュニジアが選ばれたのも、アジア、アフリカ重視の姿勢の表れだった。また、大会名が「選手権(チャンピオンシップ)」ではなく「大会(トーナメント)」となっているのは、まだ全世界規模の予選が行われていなかったからである。各大陸の年代別選手権の上位チームなど16チームが選ばれて第1回大会が行われた。
そして、第2回大会の開催国としては、当時は“サッカー後進国”だった日本が選ばれた。
当時の日本では、サッカーはまだまだマイナー競技。1968年のメキシコ・オリンピックで銅メダルを取ったものの、その後はオリンピック予選にも勝ち抜けず、ましてアジア・オセアニア枠が合計で1つだけだったワールドカップ出場など夢のまた夢という状態だった。国内のトップリーグ、日本サッカーリーグ(JSL)の会場にも閑古鳥が鳴いていた。
そんな時代に20歳以下とはいえ、世界の強豪国が集まる世界大会が開かれたのだ。
そして、何と言っても特筆すべきは日本で開かれた第2回ワールドユース大会には、20世紀を代表するスター選手となるディエゴ・アルマンド・マラドーナが出場したのだ。
アルゼンチンは前年に地元で開催されたワールドカップで優勝していた。マラドーナはすでに1977年2月には16歳で代表デビューを果たしていたが、セサール・メノッティ監督はワールドカップ本大会直前にマラドーナをメンバーからはずしていた。だが、1979年の夏にヨーロッパに遠征したアルゼンチン代表では、マラドーナはすでに中心選手として活躍して世界から注目を集めていた。
そのマラドーナが、日本にやって来ることになったのだ。
U-20アルゼンチン代表は大宮公園サッカー場(現在のNACK 5スタジアム大宮)で行われたグループリーグでインドネシア、ユーゴスラビア、ポーランド相手に3連勝。その後も、アルジェリア、ウルグアイを破って決勝に進出した。
東京・国立競技場での決勝戦には5万2000人の大観衆が詰めかけ、アルゼンチンはソ連を3対1で破って優勝を遂げた(過去最多の6回の優勝を誇るアルゼンチン。その最初の優勝が日本大会だった)。
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