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サッカー フットサル コラム 2023年4月27日

いつだって狙うのはゴール一択。名古屋グランパスU-18・貴田遼河が突き進む「世界一の選手」への道【NEXT TEENS FILE.】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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名古屋グランパスU-18・貴田遼河

小さくまとまるつもりなんて毛頭ない。その鋭い視線の先には、誰もが目にしたことのない頂だけを真剣に見据えている。ゴールだけを常に狙っている生粋のストライカーであれば、それぐらいの心意気があって、ちょうどいい。

「言い方は悪いかもしれないですけど、プロに上がるのは正直自分の中では通過点だと思っていて、自分が最終的に目標にしているのは世界一の選手なので、トップチームに上がってから活躍しないと、そこには届かないと思っていますし、トップチームでもどんどん点を獲っていきたいです」。

名古屋グランパスU-18の絶対的エースにして、既にトップチームでの鮮烈な“お披露目”も終えている期待の点取り屋。貴田遼河が突き進んでいるのは、世界一の選手へと続く果てしない道にほかならない。

昨年の7月13日。その2日後に17歳の誕生日を迎える貴田は、天皇杯のセレッソ大阪戦でスタメンに抜擢される。言うまでもなく周りは全員がプロサッカー選手。緊張しない方が難しいようなシチュエーションに、表情も強張っていた高校2年生へある“先輩”が声を掛ける。

「天皇杯に行く前のトレーニングから、今はベルマーレにいる阿部(浩之)さんがずっと自分のことを気に掛けてくれていて、試合前も『緊張する意味がわからない』みたいに言われたんです(笑)。『みんなオマエに期待しているわけでもないし、失うものなんかないんだから、緊張するより楽しんだ方が得だぞ』と言われて、ものすごく良いメンタルで試合に入れました」。阿部のさりげない気遣いが、とにかく嬉しかった。

セレッソで印象に残っているのは西尾隆矢。日本代表にも招集されている若手の有望株相手に、感じたことは少なくなかった。「マッチアップした西尾選手は代表にも入っていて、フィジカルは自分が今までやってきた選手と比べものにならないぐらい強かったです。でも、うまく身体を使うことができれば、やれないことはないなという感覚はありました」。ゴールこそ奪えなかったものの、59分間の出場で一定の手応えを得たことは間違いない。

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