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サッカー フットサル コラム 2023年3月10日

カップトレブルはまだまだ狙える!残り3か月が楽しみだ

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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82分、スコット・マクトミネイのシュートがこぼれたところに、ヴェフホルストがつめて4-1。前半とは別人のような試合展開で、ユナイテッドはベスト8進出に大きく一歩前進した。

それにしても、テンハフは相変わらずマネジメントが巧い。リヴァプール戦と同じメンバーで臨んだのは、「おまえさんたち、本当の力とやらを見せてくれ」と発破をかけたのではないだろうか。アンフィールドで自嘲気味に口もとを緩めていた主力が、ベティス戦の後半では余裕の笑みをこぼしていた。

なにかにつけて消極的だったディオゴ・ダロに代え、後半開始からアーロン・ッワン=ビサカを投入したプランも見事の一語に尽きる。進境著しい右サイドバックは巧みな攻撃参加で心地よいリズムを刻み、献身的なフリーランニングでアントニーの魅力を存分に引き出した。

打つ手がすべてはまったテンハフは、アウェーの第二戦で主力を温存することも可能になった。ハムストリングに不安のあるラファエル・ヴァラン、ほぼほぼ皆勤のB・フェルナンデス、疲労の色が濃く、切り替えが鈍くなったラシュフォードあたりがラインアップから外れるかもしれない。

ELのベスト8進出が濃厚になったとはいえ、厳しい日程は今後も続く。やりくり上手のテンハフが1試合1試合、どのようなメンバー構成で臨むのか。残り3か月が非常に楽しみだ。

すでに獲得したリーグカップを含め、カップトレブルはまだまだ狙える。

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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