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サッカー フットサル コラム 2023年2月19日

今シーズンも横浜、川崎中心の優勝争いに 互いに課題は残しながらも白熱したJリーグ開幕戦

後藤健生コラム by 後藤 健生
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30シーズン目を迎えたJリーグ。金曜日のナイトゲームとして設定された開幕戦では昨年の優勝チーム横浜F・マリノスと最終節まで優勝を争った川崎フロンターレが対戦。直近の6シーズンは、すべてこの両チームがタイトルを独占。まさに「黄金カード」、「ナショナルダービー」だった。

ただ、開幕直後はどこのチームもまだ万全の出来ではないはずなので、開幕戦で当ててしまうにはちょっともったいないような気もしていた。

実際、両チームともまだ100%の出来ではなかった。

とくに、川崎はトップのレアンドロ・ダミアンと小林悠が欠場した影響が大きかった。

22歳の宮代大聖が先発し、同じ22歳の山田新が交代出場した。ともに川崎の下部組織出身の期待の若手だったが、横浜のDFの激しいチェックの前にボールを失う場面が多くなってしまった(宮代は前半にポスト直撃のシュートを放って見せ場は作ったが)。

しかし、新キャプテンの橘田健人、遠野大弥、脇坂泰斗の3人で構成した中盤では川崎が明らかに優位に立った。

高い位置からボールを奪いに来る横浜に対して、選手間の距離を短くして速いテンポでパスをまわすことでプレッシャーを回避。前後半ほとんどの時間帯、ボール保持率で大きく上回った。パス・スピードは昨シーズン以上のものがあったし、短いパスを回しながら相手守備ラインの裏を狙って俊足のマルシーニョを走らせてチャンスを作ることにも成功していた。

さらに後半には大島僚太やジョアン・シミッチも交代出場し、MFの層の厚さも示した。

川崎のMFは守備力でも横浜を上回った。ボールを失ってもすぐに奪い返すことに成功。守備の要だった谷口彰悟が海外移籍して不安視されていた守備陣も、中盤でしっかりスクリーンがかかっていたので大きな負担なく守ることができた(ただし、横浜戦では車谷紳太郎が筋肉系のトラブルで途中交代。ジェジエウが退場となったため、第2節の鹿島アントラーズ戦では不安を抱えることになるが……)。

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