人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2022年11月4日

リヴァプールの有望株はクロップの情熱によって大輪の花を

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
  • Line

おそらく、リヴァプールは過渡期を迎えたのだ。ユナイテッドとアーセナルはおいしかった時代を引きずりすぎ、シティにも新旧交代の時期はいずれ必ずやって来る。

この3~4シーズン、リヴァプールは魅力的なフットボールを展開してきた。したがって、今シーズンとの落差に多くのサポーターが戸惑っているのだろう。ユルゲン・クロップ監督が率いていた当時のマインツ、ドルトムントが、七年目で落ち込んでいる事実も不安に拍車をかけている。ドイツ人の名将がリヴァプールに着任したのは、15年10月だ。

しかし、こんにちのリヴァプールを築いた最大の要素は、間違いなくクロップの情熱であり、彼なくして名門復活はありえなかった。一部のメディアが唱える限界説、マンネリ、解任には首を傾げるしかない。

現チームの主力に衰えが忍び寄っているとはいえ、カーティス・ジョーンズ、ハーヴィー・エリオット、ファビオ・カルヴァーリョなどの有望株は大輪の花を咲かせる可能性が高い。トレント・アレクサンダー=アーノルドとアンドリュー・ロバートソンは、クロップの指導によって世界最高クラスの攻撃型サイドバックに成長した。

ほんの少しだけ時間がかかるかもしれないが、それは産みの苦しみ。リヴァプールはクロップのもと、CLとプレミアリーグ制覇に向け舵を切るべきだ。解任など、もってのほかである。

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ