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サッカー フットサル コラム 2022年9月20日

世界最強ブラジルに連敗したフットサル日本代表。今の力では守備を強化して食い下がるしかないのか……

後藤健生コラム by 後藤 健生
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そうした戦術的な選択が多彩であり、また、一つひとつのプレーの意図が明確であること。しかも、それをスピードに乗った状態で出してくるので、対応するのは非常に難しい。

こうして、開始から7分で3対0としたブラジル代表。来日直後でコンディションが万全でなかったこともあって、その後は試合をコントロールして3点のリードを保って確実に勝利に結びつける選択をしたので後半2点を追加して最終的なスコアは5対1で終わったが、もし、彼らがその気になっていたら日本の失点は「5」ではとどまらなかったのではないだろうか。

試合後にブラジルのマルコス・シャビエル監督は日本チームの印象を問われて、「日本は監督が交代し、チームを再建中なのだろう」と語っていた。

日本は、2021年にリトアニアで開かれたフットサル・ワールドカップのラウンド16でブラジルと対戦し、この時は4分に星翔太が先制ゴールを決め、すぐに同点にされたものの、後半30分まで1対1の状況を維持。最終的には2対4で敗れたものの、終盤まで粘り強く戦った。

しかし、そのブラジル戦で得点を決めた星翔太や西谷良介などが代表を離れ、若い選手たちを加えて新たにチームを立ち上げたところだ。

さらに、新型コロナウイルス感染症の流行の影響で、日本代表は強化試合を行うことが難しくなり、チーム作りが順調に進んでいるわけではないのである。

そんな影響なのか、日本の若い選手たちは明らかに経験不足で、ブラジルという世界最高峰の相手との試合で相手をリスペクトしすぎたのか気後れしたのか、ブラジルに自由にプレーさせてしまって、それが大敗につながった。

日本代表は、とりあえずはクウェートで行われるアジアカップで、3大会ぶりの優勝を目指し、そこでワールドカップ出場権を獲得した後に2024年開催予定の次期ワールドカップへの対策を立てていくことになるだろう。

さて、前にも述べたように、ワールドカップ当時はコーチとしてチームに帯同し、その後監督に就任したフットサル日本代表の木暮監督はブラジル戦でも「勝ちに行く」と語っていた。

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