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サッカー フットサル コラム 2022年9月7日

ロジャーズは解任間近か!?ジェラードとランパードも危ない

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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ロジャーズの求心力もすっかり失われている。レスター上層部が、近日中に解雇通知を突きつける公算はきわめて大きい。なお、後任の最有力候補として、横浜F・マリノスを3シーズン指揮し、昨シーズンからセルティックを率いているアンジェ・ポステコグルーが急浮上してきた。

さて、スティーヴン・ジェラード(アストンヴィラ)はマンチェスチェスター・シティと、フランク・ランパード(エヴァートン)はリヴァプールと引分け、解任を免れた。

ただ、両監督とも明確なゲームプランを有していないため、『Bookmakers』はジェラードに4倍、ランパードに11倍と、現実的なオッズをつけている。今後の試合内容しだいではクビをいいわたされる危機に直面した、といって差し支えない。

次節、エヴァートンはエミレーツに乗り込み、首位アーセナルと対戦する。アストンヴィラはレスターとのアウェーゲームだ。ミケル・アルテタ(アーセナル)を除く3人の監督に、なにかが起きても不思議ではない状況だ。

そして『Bookmakers』は、チェルシーのトーマス・トゥヘルに13倍という微妙なオッズをつけていた。

土壇場で追いつかれた2節のトッテナム戦以降、ウェストロンドンの強豪はバランスが崩れてしまった。攻→守の切り替えが遅く、瞬く間に自陣深くまで侵入される。冷静なチアゴ・シウヴァが激高するほどだ。

さらに、チャンピオンズリーグ・グループステージ初戦では単調な攻撃に終始し、ディナモ・ザグレブに0-1の敗北を喫した。

20年1月の監督就任以降、D・ザグレブ戦はトゥヘルにとって記念すべき100試合目だったが、最初の50試合が24失点。残りは53失点。データは守りの脆さを表している。

この夏、新オーナーのトッド・ベイリーを筆頭とする上層部は、2億6070万ポンド(約425億円)を投じて強化を図った。当然、すぐに結果を求めてくる。トゥヘルの立場も、決して安泰とはいえない。

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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