人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サッカー フットサル コラム 2022年9月7日

控えめなデザインで高感度アップ!日本代表の新ユニフォームを考察する

後藤健生コラム by 後藤 健生
  • Line
J SPORTS

J SPORTS

11月に開幕するFIFAワールドカップ・カタール大会。そのワールドカップ本大会で着用する日本代表の新しいユニフォームが先日発表された。

僕は、新しい日本代表のユニフォームは悪くはないと思っている。あくまでも、これまでの、あの“迷彩柄”と比べての話だが(“迷彩柄”と言うと必ず協会から「そう呼ばないでください」と言われるのだが、やはりあれは“迷彩柄”としか表現できない)。

まず評価したいのは、全体にとてもシンプルなデザインになったことだ。

「ORIGAMI」というコンセプトで、たしかに紙飛行機のような柄があしらわれているのだが、とても控えめな柄だ。遠目で見れば(つまり、プレーしている選手たちをスタンドから眺めたら)折り紙の柄ということは認識できないだろう。ブルーと白のグラデーションのような感じに見えるのではないか。

それが、シンプルでとても良い。

柄などというものは、正面にしゃしゃり出て自己を主張すべきものではない。細部を見れば凝ったデザインでありながら、目立たないようにあしらうことこそが江戸時代から脈々と流れる「粋の精神」というものである。

これまで使われてきた、“迷彩柄”ユニフォームの最大の欠点は背番号が見にくかったことだった。

もちろん、背中は“迷彩柄”ではなく「青地」で、そこに白い縁取りをした赤い背番号が付いていたのだが、それがなんとも見にくかったのだ。色覚異常の方の中には本当にあの番号は見えなかった人もいたようだ。

試合中に、選手の背番号が見えないというのはとてもストレスフルな経験である。

もちろん、A代表なら背番号が見えなくても誰が誰なのか区別はつく。だが、年代別代表などではよく知らない選手もいるので背番号が見えないと選手の識別もできなくなってしまう。そこで、背格好やシューズの色、ヘアスタイルや走るフォーム、そしてポジションなどを見ながら、それがどの選手なのだか判別するのだが、そんなことに気を使っていると肝心のプレー内容まで気が回らなくなってしまう。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!

サッカー フットサルの放送・配信ページへ