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サッカー フットサル コラム 2022年7月6日

ストレットフォード・エンドから情け容赦のないブーイング

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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ことし5月に急逝するまで、彼は多くの商談をまとめてきた。「選手第一」「カネの亡者」。その評価は相反するが、移籍市場に大きな影響力を持っていたことだけは間違いない。「あの男がポールをそそのかした」というファーガソンのコメントも、ライオラの手腕を判断するうえでは的を射ている。

莫大な富をもたらすエージェントに、ポグバは絶大な信頼を寄せていた。セルフプロデュースでもアドバイスを仰ぎ、基本的にはライオラに従ってきた。

一方、ファーガソンは指導者としての手腕に絶対の自信を持ち、クラブや監督以上の権力を求めるタイプを排除してきた。デイヴィッド・ベッカムやヤープ・スタム、ルート・ファン・ニステルローイなどを排除したのは、彼らが一線を越えようとしたからだ。

ファーガソンに歯向かった彼らはいずれもおとなだった。しかし、喧嘩を撃った当時のポグバはまだ16歳。ジェネレーション・ギャップを埋める術はない。

また、ファーガソンもポグバの背後にいるライオラも、物事を攻撃的に進める手法を得意にしていた。うまくいくはずがなく、双方の溝は深まるばかりだった。

人生観や世界観はだれしも異なり、ファーガソンはみずからの信念と哲学を頑なに貫き、ポグバは緩い生き方を好んでいた。合意点など見つかるはずがない。

「ユナイテッドではポジションが固定されなかった。もちろん、多くのポジションをこなさなくてはいけないことぐらいは分かってる。でも、ある日は中盤センター、二日後は中盤インサイド、三日後は左ウイング……。安定したパフォーマンスを期待されてもね」

21/22シーズンの中盤戦以降、ポグバは頻繁に愚痴っていた。だれに聞かせるわけではなく、「わかってくれよ」と言わんばかりだった。俺は悪くない、責任は監督にあるというわけだ。

ユナイテッドにも不備はあった。モウリーニョは権力志向で、スールシャールはノープラン。ラングニックはシステムに選手を当てはめようとして、大失敗に終わった。

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