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サッカー フットサル コラム 2022年4月26日

マジョルカがバルセロナを破るなら今!シャビ率いるバルセロナの攻略法とは

木村浩嗣コラム by 木村浩嗣
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【4】安易にラインを下げない。

バルセロナの攻撃の不調は3トップを孤立させることで起きている。そのためにボール出しを阻止するわけだが、ラインを下げないことも重要。アギーレ監督、お得意の5バック&ローブロックは、3トップに動けるスペースと2人のインサイドMFにコンビネーションするスペースを与えかねない。

勇気を持ってラインを上げ、こちらの4バックで相手の3トップを吸収。加えて、4バックであればMFに人数を割け中盤で数的優位に立てるメリットもある。

シャビのチームにフォーメーションのバリエーションはない。[4−3−3]の一点張りなので、アギーレも対策を立てやすい。バルセロナと違って先週末に試合がなく、休養十分、準備期間十分であることも有利である。

私がアギーレなら[4−4−1−1]でアブドンのワントップ。3列目の4人は左からダニ・ロドリゲス、ババ、サルバ・セビージャ、アントニオ・サンチェス。問題は2列目に誰を置くか? 守備時に前でプレスを掛けられ、ブスケッツのケアもできる選手を置きたい。久保と言いたいところだが、運動量の点で不安。イ・ガンインか、アンヘルが先発か。久保は後半、点を取りに行く時間帯まで取っておく。

前節アラベス戦で久保は先発し82分間プレーしたが、持ち味が生きたとは言い難い。マイボールの時間があれほど少なく、それもロングボール中心の攻撃であれば彼が出るメリットは少ない。量より質である。

文/木村浩嗣

木村浩嗣

編集者、コピーライターを経て94年からスペインへ。2006年に帰国し『footballista フットボリスタ』編集長に就任。08年からスペインに拠点を移し特派員兼編集長に。15年編集長を辞し指導を再開。スペインサッカーを追いつつセビージャ市王者となった少年チームを率いた。現在はグラナダ在住で映画評の執筆も。

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