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サッカー フットサル コラム 2022年1月24日

ハイレベルな戦いが楽しみなリーグワン。「地域密着」を確立するにはチームの愛称の扱いが課題?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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リーグワン

リーグワン

ラグビーの「リーグワン」が開幕して3週目までが終了した。これまで大学チームと実業団チームによって支えられてきたラグビー界の構造を転換しようという新リーグだ。プロ・アマ混在のリーグだが、各チームが「ホストエリア」を設定して地域密着を目指すことで、従来型の企業スポーツからの脱却を目指そうというのだ。

ただ、残念ながら新型コロナウイルスの感染拡大のため、開幕が2022年1月にずれ込み、さらに年が明けると新たにオミクロン株の感染が急拡大。1月5日に「開幕戦」と位置づけられていた国立競技場でのクボタスピアーズ船橋・東京ベイ対埼玉パナソニックワイルドナイツの試合は、埼玉で新型コロナウイルスの感染陽性者が出たことによって中止になってしまった。

僕も、サッカーのシーズンオフに当たる1月にはなるべくラグビーを見に行くことにしているので、1月22日に第3節の東芝ブレイブルーパス対ブラックラムズ東京の試合を観戦に行く予定でいたが、この試合もブラックラムズ東京に8名の感染陽性者が出たため「中止」となってしまった(1月22日に予定されていたディビジョン1の6試合のうち3試合が中止)。

リーグワンではこうした試合は延期ではなく中止扱いとなり、感染者が出た方のチームの不戦敗となってしまう。これまでのところ、ディビジョン1だけでも予定されていた試合の3分の1以上が中止となっている。これ以上、中止の試合が増えて行ったらリーグ戦で順位を付けられるのだろうかと心配になってしまう。

開幕が新型コロナウイルスの感染拡大とぶつかってしまったのは気の毒だった。

コロナ禍はすべての競技に大きな影響を与えているが、それが新リーグ開幕という重要な時期に重なってしまったのだ。そして、ラグビーという競技の特性上「密」な状態を避けられないだけに、これからも大きな影響を受けることだろう。

しかし、南半球をはじめ各国の代表クラスの選手が多数参戦している新リーグの競技レベルは高い。ここ数年での日本ラグビーの発展のおかげで日本人選手も含めてミスの少ない緊迫した試合が期待できる。

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