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サッカー フットサル コラム 2022年1月21日

準備不足のままアジアカップに臨む女子日本代表。WEリーグの起爆剤としても必要な代表チームの躍進

後藤健生コラム by 後藤 健生
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長谷川唯選手と清水梨紗選手

トレーニングで笑顔を見せる長谷川唯選手と清水梨紗選手

日本の女子サッカーの将来を懸けて、日本女子代表(なでしこジャパン)が2023年の女子ワールドカップを目指す戦いが始まった。

ワールドカップ予選を兼ねるAFC女子アジアカップが、インド西部のムンバイおよび近郊の都市で1月20日に開幕したのだ。

オーストラリアとニュージーランドの共同開催となる2023年のワールドカップは、これまでの24か国参加から32か国参加に拡大されることになっており、アジアカップの上位5チームに出場権が与えられる(開催国であるオーストラリアが5位以内に入った場合は6位のチームまでが出場権を獲得)。

2011年のワールドカップ・ドイツ大会で優勝を遂げた日本だが、このところ欧州勢の急速な台頭によって上位進出が難しくなっている。

2015年のワールドカップ・カナダ大会で2大会連続で決勝に進出したのを最後に、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックではアジア予選で敗退して出場権すら獲得できず、2019年のワールドカップ・フランス大会ではラウンド16、自国開催となった昨年の東京オリンピックでは準々決勝で敗れ、ともにノックアウト・ステージの初戦での敗退を余儀なくされた。

リオデジャネイロ・オリンピック予選敗退後、佐々木則夫監督(現、日本サッカー協会女子委員長)が退任。以後、高倉麻子監督の下で2度のワールドカップを戦ったが、高倉監督はオリンピック終了後に退任。新たに就任した池田太監督の下でチーム作りが始まったところだ。

池田監督就任後、唯一の公式戦は11月下旬のオランダ遠征だったが、1戦目ではアイスランドに0対2で敗れ、2戦目となったオランダ戦は、相手がほとんど国際試合の経験のない若手選手を並べていたにもかかわらず、0対0の引き分け。2試合連続で無得点という結果に終わってしまった。

もっとも、高い位置でボールを奪って、素早くゴール前にボールを運ぼうという池田監督の意図は試合の随所に見て取ることはできた。これまで、日本人選手のストロングポイントである正確なパス回しに徹底してこだわって強化してきた高倉前監督時代からの路線転換である。

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