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サッカー フットサル コラム 2021年12月31日

意外な“拾い物”!Fリーグの町田対名古屋戦はエキサイティングな大逆転劇に

後藤健生コラム by 後藤 健生
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12月初めにJリーグが終了。例年であれば1月1日の決勝戦に向けて天皇杯全日本選手権大会が盛り上がるのだが、今シーズンは2022年1月下旬にワールドカップ・アジア最終予選が予定されており、日本代表の準備のために天皇杯の決勝戦は12月19日に繰り上げられた。

しかし、12月から1月にかけては男女の各年代別大会などのさまざまな試合が行われている。

もちろん、Jリーグ=プロの試合に比べれば競技のレベルが低いことは否めない。だが、それぞれのカテゴリーの中でも好試合もある(もちろん、そうでない試合もある)。

そんなさまざまなカテゴリーの試合を毎日観戦していると、思わぬ“拾い物”の好試合に出会ったりもするのだ。前回のこのコラムで取り上げたU−15女子選手権決勝がそうだった。ある意味で、あの試合はWEリーグはもちろん、J1リーグの平均程度の試合より面白かったかもしれない。

そして、暮れも押し詰まった12月29日に出会った“拾い物”は、フットサルの全国リーグFリーグのペスカドーラ町田対名古屋オーシャンズの試合だった。

名古屋は、フットサル界の「絶対王者」的存在である。今シーズンも19試合を終了した時点で2位のバサジィ大分に勝点6の差を付けて首位を固めていた。大分がまだ3試合を残しているので数字的には優勝は決まっていないが、優勝決定は時間の問題だろう。

しかし、4日前の名古屋ホームの試合では両チームは3対3で引き分けており、「最近調子が上がっている町田にも勝機があるんでは」と期待された試合だった(25日の試合が第20節。29日の町田ホームの試合は第9節の延期分)。

試合は、意外な展開の連続だった。

まず、キックオフから39秒で名古屋が先制ゴールを決め、さらに3分34秒、5分08秒と名古屋があっという間に3点を先取したのだ。

前線からの激しいプレッシングで町田の選手はボールを奪われたり、名古屋のスピードのある展開に完全に後手に回ってしまっていた。町田は若い選手が多いこともあって、完全に浮足立っているように見えた。「このままでは、何点取られることか」とも思われた。

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