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サッカー フットサル コラム 2021年12月7日

家本主審を温かい拍手で送りだした選手たち。審判についての関心が高まったのは喜ばしいこと

後藤健生コラム by 後藤 健生
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プロフェッショナルレフェリーの家本政明さんと村上伸次さんが、12月4日のJ1リーグの最終節(第42節)でJリーグでの最後の笛を吹いた。家本さんは日産スタジアムでの横浜F・マリノス対川崎フロンターレ戦。村上さんは豊田スタジアムでの名古屋グランパス対浦和レッズという上位同士の試合。しかも、好天にも恵まれて日産スタジアムには3万0657人、豊田スタジアムには2万7079人と、新型コロナウイルス感染症の拡大以降で最大の観衆が詰めかけた。

まさに、“花道”を飾るにふさわしい舞台だったのではないだろうか。

僕は、この日は日産スタジアムで横浜FM対川崎戦を観戦したが、前半は横浜FM、後半は川崎が攻め込み、得点王争いで並んでいた川崎のレアンドロ・ダミアンと横浜FMの前田大然がともに1ゴールずつを決めて1対1で終了するという、攻撃的でエキサイティングな試合だった。しかも、両チームとも「優勝争いの重圧」から解放されていたために攻撃的な姿勢を貫き通し、また両チームの直接FKの数(つまり、反則の数)がともに7と、きわめてフェアでオープンな試合だった。

レフェリーとしても、裁いていて気持ちの良い試合だったのではないだろうか。

そして、試合が終了するとメインスタンド前に両チームの選手が整列して拍手で家本さんを迎え、またJ1、J2リーグでの家本さんが担当した通算主審試合数の「516」の番号が入った両チームの記念ユニフォームが家本さんに贈られた。

さらに、スタンドでも家本さんをねぎらう横断幕が掲げられ、スタジアムは温かい拍手に包まれた。

僕も、ずいぶん長いこと(50年以上)サッカーの試合を見てきたが、レフェリーの引退というニュースがこれだけの関心を集め、そして、選手やサポーターがリスペクトの念を持って一人の審判員の勇退を見送るという場面は初めて見た。

日本で、サッカーという競技への理解が進み、一つのサッカー文化が生まれていることの象徴のような光景に見えた。

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