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サッカー フットサル コラム 2020年3月27日

久保建英が所属するマジョルカ指揮官の思い

プレミアリーグコラム by J SPORTS 編集部
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久保建英

スペインでは26日、非常事態宣言の15日間延長を発表。新型コロナウィルス拡散防止策として発令していた外出規制は少なくとも4月11日まで延長となる。これに伴い、スペインサッカー協会、ラ・リーガは1部、2部のリーグ戦を無期限に延期する決定を下した。さらにスペインサッカー協会会長ルイス・ルビアーレスは、「事態の終息を見て政府が決定してからとなるので、現時点ではいつになるか日にちを決めることはできないが、リーガは試合をピッチ上で終了させなければならない」としている。

久保建英所属のマジョルカは現在、リーグ戦11試合を残して18位と降格権に沈む。AS紙マジョルカ担当のガブリエル・フォルテサ記者によるとマジョルカビセンテ・モレーノ監督は、「一番公平なことは、しかるべきときにリーグ戦をし、終了すること、各チームがピッチ上で順位を決めることだ」とした。なぜなら、「各チームの最終的な結果、どこで順位を終了させられるかを知るためにもリーグ戦はやって欲しい」と考えている。さらに、「それぞれのチームが意見をすることには、注意しなければならない。ただのエゴイズムになってしまう可能性がある。協会ができる限り公正な判断をしてくれるはずだ」としている。

久保をはじめとする選手たちについて監督は、「今、前代未聞の厳しい状況に置かれているけれども、私たちのフィジカルコーチ陣たちはプロフェショナルで経験豊富だ。ゴムチューブ、ボール、バイクなど家でトレーニングできるようにすべて渡してあるし、選手たちはやってくれている」と信頼を寄せる。

モレーノ監督は今後について、「どれくらいの延期になるか分からないが、長くなるだろう。再開できたとしても、短い時間でリーグを終了させるとすると試合日程、練習がハードになり、選手に負担がかかりケガをする心配が出てくる。今、現時点では分からない、延期としか決まっていないからね。私たちは残り11試合、最後まで戦うというオプションを得て、最後まで戦い、一部残留という目標を達成したい」と最後まで諦めていない自信をあらわにした。

文:J SPORTS編集部

J SPORTS編集部

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