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サッカー フットサル コラム 2019年9月27日

解任の大本命はM・シウバなのか!? ポチェッティーノの周辺でも…

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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昨シーズンの7位は、ヨーロッパリーグ出場権獲得は、サント監督とコーチングスタッフが考案した綿密な戦略に負うところが大きい。クラブの相談役でもあるジョルジュ・メンデス(敏腕エージェント)も、全幅の信頼を寄せている。しかし、オーナーの中国企業『万博体育』(ギャンブル、およびスポーツメディア)は、序盤戦の成績に満足できるだろうか。

この評価はあくまでもメディアの企画だ。各クラブの上層部にインタビューしたわけではない。ただ、近ごろのプレミアリーグは解任のサイクルが早く、監督にとって好ましい環境ではなくなってきた。補強費を投資の一環としかとらえられない何人かのオーナーは、情報も精査せずに結果だけで監督を叩き切る。組織の熟成には時間がかかり、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督でさえ、チャンピオンズリーグを獲るまでに4年を要したというのに……。

ボーンマスのジェフ・モスティン会長はこう言った。

「いいときもあれば悪いときもある。人生って、そんなものだよ。わたしは現場を信じている。彼らに託したのだから、あとはできるだけのサポートをするだけだ」

エディ・ハウ監督は就任8シーズン目に突入し、プレミアリーグの座を4シーズンも守っている。昨シーズンの65得点は、ビッグ6に次ぐ好記録だった。各クラブの置かれた事情は異なるが、短期間で好結果を得るのは難しい場合もある。主力の負傷、員数不足……。世界一の競争力を誇るプレミアリーグでは、ボーンマスのような忍耐も必要だ。

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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