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サッカー フットサル コラム 2019年9月18日

スケジュールはできるかぎり選手ファーストで──。再考の余地はある

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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「ヨーロッパのコンペティションに出場しているチームに配慮したスケジュールを」

リヴァプールのユルゲン・クロップが、シティのジョゼップ・グアルディオラが、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノが訴えても、つねに〈スルー〉だ。事前に決めたスケジュールに従えばいい、というスタンスに徹している。

シティはウクライナ(シャフタール)やクロアチア(ディナモ・ザグレブ)に飛ばなくてはならい。ユナイテッドはセルビア(パルチザン)とカザフスタン(アスタナ)だ。とくにシティはD・ザグレブ戦(12月11日)の4日前がマンチェスター・ダービー(ホーム)、3日後がアウェーのアーセナル戦だ。地力で上まわっているとはいえ、アイメリク・ラポルト不在のセンターバックをやり繰りするには、なかなか難しいスケジュールだ。なお、4節のブライトン戦で膝を痛めたラポルトの復帰は、早くて来年2月初旬と伝えられている。

プレミアリーグの上層部は「われわれこそが世界一のリーグ」と胸を張る。その自信はつねに持っているべきだが、監督たちの悲鳴(前述)はもっともだ。昨シーズンはチャンピオンズリーグ決勝がリヴァプール対トッテナム、ヨーロッパリーグ決勝もチェルシー対アーセナルと、厳しいスケジュールを乗り切ったプレミアリーグ勢がヨーロッパを独占したといっても、現行のままでノープロブレムというわけではない。

他国のやり方を検討し、再考する余地はある。スケジュールは、できるかぎり選手ファーストで──。

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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