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サッカー フットサル コラム 2019年7月22日

チェルシー相手に1対0で勝利するも得意のパス・サッカーで完敗した川崎フロンターレ

後藤健生コラム by 後藤 健生
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ロンドンから来た記者は「55%の出来だ」と言った。

「Jリーグ・ワールドチャレンジ」で川崎フロンターレに敗れたイングランド・プレミアリーグのチェルシーの話である。

それはそうだろう、

新監督(フランク・ランパード)が就任して新シーズンに向けて始動した直後。3日前に来日したばかりで、時差調整もまだ終わっていない。そして、気温役28度、湿度70%の蒸し暑さ……。

今年のヨーロッパは異常気象で暑さが続いているといっても、こういう蒸し暑さは彼らは経験していないし、まして、そんな環境でフットボールをするなど未体験に違いない(本来なら、この時期にはスイスかオーストリアの涼しい気候の静かな環境の中でじっくりとチーム作りに励みたいところなのだろうが、現代のサッカーではビッグクラブにはそんな余裕は与えられないのである。

そんなチェルシーがボールを握って攻めてはいたものの、動きに鋭さがなく、なかなか得点できない。すると、川崎の鬼木達監督は83分になって相手のDFが疲れ切ったのを見て、中村憲剛を投入。中村は素晴らしいお手本のようなスルーパスを次々と通して、川崎がチェルシーを押し込んでしまう。そして、ショートコーナーからつないだ中村が脇坂にボールを預けて一気にペナルディエリア内にダッシュをかける。そして、ボール受けた中村が逆サイドに高いボールを送ると、そこに走り込んだレアンドロ・ダミアンがヘディングで叩きつけた。

中村憲剛は、ピッチに入ってからわずかに4分で得点を生み出し、MVPまでさらってしまった。なんという、効率の良さだろう!

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