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サッカー フットサル コラム 2019年6月11日

新戦力と新システムの導入に成功。困難を逆手にとって強化を進める森保監督の「工程表」

後藤健生コラム by 後藤 健生
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キリンチャレンジカップでトリニダード・トバゴ、エルサルバドルと対戦した日本代表チームは、大幅にメンバーを入れ替えてブラジルに向けて移動。「招待」の形で南米選手権「コパ・アメリカ」に参加する。

ブラジルに遠征する日本代表は公式にはA代表と称しているが、23人中18人が22歳以下。つまり、実質的にはU−22代表+オーバーエイジという構成だ。つまり来年の東京オリンピックを目指すチームの主力部隊ということになる。来年のオリンピック出場選手は、大半が今回のコパ・アメリカ組にトゥーロン国際に参加して準決勝を決めたチーム。そして、ポーランドでのFIFA U−20 ワールドカップに参加した選手の合計50人弱くらいの「ラージグループ」の中から絞り込まれるはずだ(オーバーエイジ枠も、今回U−22代表とともにコパ・アメリカ参加組の中から選ばれる可能性は強い)。

今回のコパ・アメリカでは日本は招待参加であり、FIFAのインターナショナルマッチのウィンドー以外での活動だから、日本サッカー協会には選手を拘束する権限がない。しかも、コパ・アメリカ開催中にもJリーグは中断しないから、Jリーグ所属の国内組でも自由に選ぶことができず、そんなこともあってU-22代表クラスでの参加となったのだろう。

選手の拘束権がないことは最初から分かっていたことのはずだ。日本サッカー協会は、コパ・アメリカ参加を決めた時点でなぜJリーグに中断を申し入れなかったのかという疑問は残る。どのような方針で強化を進めるつもりだったのか、技術委員会としてしっかり説明をしてほしい。そういった観点から、今回の代表の編成方針をネガティブに捉えている人も多いようだ。

だが、結論として言えば、僕はコパ・アメリカに実質的なU-22代表を送り込むことには大賛成だ。

森保一監督は、この難しい状況を逆手にとって、コパ・アメリカをオリンピック代表の強化に使うことにしたのだ。

サッカーの世界では「オリンピックよりワールドカップ」であり、いつもならA代表強化が最優先だ。だが、来年のオリンピックは自国開催なのだから、サッカー界にとってとても重要な大会だ。他競技がメダルラッシュで沸き返るような状況の中でサッカーが不成績では日本のスポーツ界におけるサッカーという競技の地位が揺るぎかねない。その存在をアピールするためには最低限でもメダル、できれば金メダルを取っておきたいのだ。さらに言えば、男子と女子の両方で金メダルを取れれば最高だ。

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