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サッカー フットサル コラム 2019年5月9日

久保建英はU20日本代表メンバーからはずれる。「U20は、育成のためのチーム」なのか?

後藤健生コラム by 後藤 健生
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「ほうっ、日本も偉くなったものだなぁ!」というのが第一印象だった。

5月23日にポーランドで開幕するU20ワールドカップに出場する日本代表のメンバーが発表されたが、ご承知のようにこの年代の主力と思われてきた久保建英(FC東京)と安部裕葵(鹿島アントラーズ)の名がなかったのである。その理由は、もちろんこの2人を上のカテゴリーの代表に招集するためだ。

今年は5月から6月にかけて、各カテゴリーの日本代表の活動が重なる。U20ワールドカップを皮切りに、6月に入るとU22代表がフランスのトゥーロン国際トーナメントに参加し、さらにA代表はブラジルで開催されるコパ・アメリカ(南米選手権)に招待参加。さらに、女子代表がフランスで開かれるワールドカップに出場し、2大会ぶりの優勝を狙う。

女子代表は別として、男子の場合は3世代の代表が同時期に活動するわけである。メンバー編成は大変だ。しかも、コパ・アメリカに参加するA代表には招集の権限がないのだ。

FIFAが定めるインターナショナル・マッチウィークに開催される試合または各大陸選手権であれば、協会(=代表チーム)に招集の権限があり、クラブは選手を放出しなければならない。アジア連盟(AFC)主催のアジアカップであれば日本代表には招集権があるが、南米大陸連盟主催で日本は招待参加でしかないコパ・アメリカの場合、日本には招集の権限がないのだ。だから、ヨーロッパのクラブに所属する選手は基本的に招集できない。

ヨーロッパのクラブにとって、6月は貴重なオフの期間であり、選手たちにはオフ明けに万全の状態でキャンプに入ることを期待しているから、選手が代表の活動に参加することは認められないのだ。

さらに、5月から6月にかけてはJリーグも中断しないのだから、海外のクラブどころか国内のクラブだって、おいそれと主力級の代表招集を認めるわけにはいかないはずだ(日本協会は、どうして南米連盟からの招待を受け入れる前にJリーグにその期間のリーグ戦中断を申し入れなかったのか!)。

つまり、各カテゴリーの代表のメンバーを組むことが大変に難しくなっているのだ。そんな中で、久保や安部がどのカテゴリーの代表に招集されるかが、今後の興味となる。

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