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サッカー フットサル コラム 2018年3月25日

イブラヒモビッチがついにマンチェスターUに別れ。新天地・アメリカでロシア行きは叶うのか?

元川悦子コラム by 元川 悦子
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イブラヒモビッチがスウェーデン代表デビューを果たしたのは、弱冠20歳だった2001年1月のフェロー諸島戦。2002年日韓ワールドカップもメンバー入りしたが、ピッチに立ったのは1次ラウンド・アルゼンチン戦とラウンド16・セネガル戦の合計30分のみ。まだこの時は日本のファンも怪物FWの存在を知らなかった。彼がエースの座に躍り出たのは、2004年欧州選手権(ポルトガル)。そこから絶対的点取り屋に君臨し、2006年ドイツワールドカップ欧州予選では8試合8得点という目覚ましい働きを見せる。

しかし、ドイツでは精彩を欠き、不完全燃焼感ばかりが残る結果となった。その後、スウェーデンは2010年南アフリカ、2014年ブラジルと2度のワールドカップ出場権を逃し、イブラヒモビッチ自体も何度か代表引退と復帰を繰り返しながら2016年欧州選手権(フランス)を最後にスウェーデン代表から離れる格好になっていた。代表116試合出場62ゴールという傑出した実績を残しながら、ワールドカップだけは華々しい活躍からかけ離れている。それが本人にとっては納得いかないところなのかもしれない。

そんな今、スウェーデン代表は3大会ぶりのワールドカップ出場権を手にした。しかも昨年11月の欧州予選プレーオフで伝統国・イタリアを下すという快挙を成し遂げたのだから、かつてのエースの心が動かないはずがない。イブラヒモビッチの中では代表復帰とロシア行きが頭をかすめるに違いない。今月に入ってメディアから「ヤン・アンディション監督から電話がかかってきたらどうするか」と聞かれた彼は「代表復帰へのドアを閉ざすものは何もない」と回答したという。長年過ごした代表への愛着は染みついて離れない。「必要とされれば行きたい」というのが、偽らざる本音なのかもしれない。

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